カウチサーフィンは世界で最も大きなホスピタリティー・エクスチェンジ・ネットワークとされています。
全世界で1400万人ほどのメンバーがいるなか、日本には1300人ほどしかメンバーがいません。
日本ではまだまだ馴染みの少ないということもありますが、イメージが悪いと思われることが多いようです。
そこで今回は日本でカウチサーフィンのホスト(自宅に宿泊を提供する人)をする場合のメリット・デメリットについてまとめてみました。
カウチサーフィンのホストを日本でする側のメリット・デメリット
まずはカウチサーフィンを日本でするメリット・デメリットについてまとめていきます。
ちなみに、カウチサーフィンを日本でする方は基本的に自分がサーフィン側(宿泊の依頼をし受け入れてもらう人)の経験からホストになるという人が多いようです。
また、自分がお世話になったホストが旅先で自分の母国に来た場合、今度は自分がホストとしておもてなしをするという流れもあるようです。
それではまずはメリットから見ていきましょう。
ホストを日本でする側のメリット
カウチサーフィンのホストを日本でする場合のメリットは大きく以下の点があげられます。
- 語学力を磨ける
- 異文化交流ができる
少なからず日本人もいるかもしれませんがほとんどが外国人の方です。
日本にいながら普段馴染みの少ない外国人と一緒に過ごす機会ができるということですね。
具体的にどのような内容なのか詳しく見ていきましょう。
語学力を磨ける
日本でカウチサーフィンのホストをするメリット一つ目は語学力を磨けるということです。
カウチサーフィンのホストとして外国人を宿泊させる場合、会話のほとんどを英語で話しています。
そのためサーファーと過ごしている間はずっと英語での会話なので実践的な英会話の勉強になります。
また、料理など何かを一緒に作業する場合、日常会話では普段使わないような単語も必要になってくると思います。
分からない場合はジェスチャーなどで伝えたり、調べたり、または教えてもらったりもするかもしれませんね。
他には英語以外の母国語の場合、ちょっとした挨拶など英語以外も知るチャンスがありそうですね。
まとめると、実践的な会話により耳から語学の習得ができる・普段使わない専門用語を知るきっかけになるかもしれない・英語以外の語学も学べるかもしれないということでした。
いづれにしても、普段学んでいる英語の教材や英会話教室などでは勉強できないような語学の勉強ができるということですね。
異文化交流ができる
日本でカウチサーフィンのホストをするメリット二つ目は異文化交流ができるということです。
価値観や文化、遊び、料理、宗教など現地の人だからこそ聞けるリアルな交流を日本にいてもすることができます。
サーファーと会話をしたり、一緒に食事をしたり、観光したりすることで私の国ではこうだよとサーファーの出身国の文化を知ることもできます。
調べてもなかなか出てこないようなことも新たに知ることができるかもしれませんね。
逆にサーファーからの日本の質問をされることも多いようなので日本のこともある程度知っておいた方が良いかもしれませんね。
ホスト側が子供のいる家庭の場合、子供にも外国人と関わる経験になったり、経験を通して様々な興味を抱いてくれる可能性も大いにありますね。
実際に家族でサーファーを受け入れているホストは子供たちと一緒に遊んでくれたという話もされています。
ホストをする人は何度もサーファーを受け入れていることがほとんどの為、その家庭の子供は外国人と関わるのが恒例になっているのかもしれませんね。
ホストを日本でするデメリット
カウチサーフィンのホストを日本でする場合のデメリットは大きく以下の点があげられます。
- ホストは危ない
- ホストが出会ったヤバイ事件
具体的にどのような内容なのか詳しく見ていきましょう。
ホストは危ない?
ホストは危ないのかに関しては危ないこともあるかもしれないと頭に入れておくべきではあります。
ホストとしてサーファーを宿泊させるということは、プロフィールしか知らない他人を泊めることになるので多少なりとも警戒が必要です。
念のため、貴重品などは常に持ち歩くまたは分からない所におくのがベターのようです。
何かあってからでは怖いですからね。
また、事前にルールなどは決めておいた方が良いみたいです。
例えば、ホストが外出した場合のカギ問題などがあります。
外出中はゲストも外出してもらのか、カギを預けて外出の際ポストなど特定の場所に置いてもらうなどのルールを決めておくのが必要だと思います。
当ブログの独自アンケートでは、以下のようなトラブルが発生していました。
トイレに食べ物を流され、トイレが故障した。(30代・女性)
トイレは使えなくなると本当に困りますし、場合によっては修理代が高くついてしまいます。
非常識な行動をされないためにも、ルールはきちんと決めておきたいですね。
ホストが出会ったヤバイ事件発生例はある?
ホストが出会ったヤバい事件発生はあります。
日本ではあまり報道されることが少ないようですが、ホストファミリーである女性への乱暴、一泊の約束を守らずに連泊していた、家のものを勝手に使ったり、壊したりなどの被害があったようです。
また、日本ではありませんが海外でも有名なトラブルがあったようです。
香港人の女性サーファーがモロッコの男性ホストに宿泊させてもらったときの話です。
宿泊時、サーファーの女性はホストの男性からレイプをされしまい、次の日には女性は警察署に通報。
その後男性はレイプ・性的容疑で逮捕されたようです。
こういうトラブルが発生しているのは事実なので、特に女性一人のサーファーは女性のホストを選んだ方がよいとされています。
もちろん女性だけでなく男性も被害がないわけではないので注意が必要です。
また、ホスト選びもサーファー選びもよくプロフィールや評価などをよく吟味して選定したほうがよさそうです。
カウチサーフィンのホストを日本ですると最悪なのかについてのまとめ
今回はカウチサーフィンを日本ですると最悪なのかについてまとめていきました。
カウチサーフィンのホストを日本でした場合のメリット
- 語学力を磨けるに関しては、実践的な会話により耳から語学の習得ができる・普段使わない専門用語を知る・英語以外の語学も学べるということ
- 異文化交流ができることに関しては、価値観や文化、遊び、料理、宗教など現地の人だからこそ聞けるリアルな交流を日本にいてもすることができます。
カウチサーフィンのホストを日本でした場合のデメリット
- ホストは危ない?に関しては、危ないこともあるかもしれないと頭に入れておくべき。プロフィールしか知らない他人を泊めることになるので多少なりとも警戒が必要です。念のため、貴重品などは常に持ち歩くまたは分からない所におくのがベター。
- ホストが出会ったヤバイ事件発生例はある?に関しては、ホストファミリーである女性への乱暴、一泊の約束を守らずに連泊していた、家のものを勝手に使ったり、壊したりなどの被害が実際におこっている。
カウチサーフィンのホストをすることは、その人の人生において多少なりとも影響のある経験だと思います。
デメリットにも書きましたが相手のプロフィールや評価などをよく確認し、サーファーを選ぶ時に気をつけていればきっと充実したカウチサーフィンを経験することが出来ると思います。
コメント