こんにゃくパークは群馬県を代表する人気観光地ですが、平日でもなぜか賑わっています。
多くの人が訪れる理由は、人気の施設でありながら無料で利用できるからです。
工場見学やバイキングまで無料は、かなり思い切ったサービスですよね。
今回は、こんにゃくパークがなぜ無料なのかについて解説していきます。
こんにゃくパークはなぜ無料?
こんにゃくパークが無料なのは、こんにゃくの普及とPRを目的としているからです。
入場を無料にして、多くの人にパークに訪れてもらい、こんにゃくの魅力を知ってもらうことは、こんにゃくの購買意欲向上につながります。
工場見学や試食が無料だと、家族や友人同士で行ってみようという気になりやすいですよね。
結果的に、お土産などの物販や、有料の体験に参加してもらえるので、ある程度の利益を得ていると考えられます。
こんにゃくパークは無料でこんなに楽しめる
こんにゃくパークの無料で楽しめるポイントは、以下の通りです。
- 入場料
- 駐車場
- バイキング
- 工場見学
- 足湯
無料とは思えないほど、充実したサービスですね。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
入場料
こんにゃくパークの無料で楽しめるポイント1つ目は、入場料です。
多くの観光施設やテーマパークでは入場料が発生します。
ひとり当たりの料金が安くても、家族など大勢で行くと結構な出費になったという経験をした人は多いのではないでしょうか。
でも、入場料無料のこんにゃくパークなら、その心配がありません。
大勢で気軽に訪れることができるのも、こんにゃくパークの良いところです。
駐車場
こんにゃくパークの無料で楽しめるポイント2つ目は、駐車場です。
無料の専用駐車場が400台分も用意されているので、周辺で駐車場を探し回る必要がありません。
駐車場の入り口が施設の正面に変更されているので、旧こんにゃく博物館の入口と間違えないよう、ご注意くださいね。
営業時間は、以下の通りです。
土日祝:9:00~18:00(最終入場17:30)
パークの営業時間は18時ですが、最終入場は17時30分なので、ご注意ください。
バイキング
こんにゃくパークの無料で楽しめるポイント3つめは、バイキングです。
定番の煮物はもちろん、刺身やラーメンなど、バラエティ豊かなこんにゃく料理が並んでおり、無料で楽しむことができます。
こんにゃく料理はもちろん、食物繊維たっぷりのこんにゃく粉を使ったスイーツバイキングコーナーも人気です。
こんにゃくは低カロリーなので、たくさん食べても気にならないところが良いですね。
Xの投稿から、実際のバイキングで食べられる料理を紹介します。
こんにゃくパークいってきた!
入場もバイキングも無料でこれ全部こんにゃくなんだぜ!すごくない?😆
#こんにゃくパーク #写真 #キリトリセカイ #日常垢 pic.twitter.com/Rgo3zB8mOP
— 式 (@Siki1315_Sinner) June 14, 2024
はじめて甘楽町のこんにゃくパーク行ったけど、入場無料なのにこんにゃくバイキング無料なん😳え、まじ?すごーー#群馬県 #群馬観光 https://t.co/afgd9140qI pic.twitter.com/kNfkXGJOX2
— もか/群馬もぐもぐ【群馬グルメ】 (@gunma_mogumogu) June 18, 2024
群馬のこんにゃくパークに来ています。この、こんにゃくバイキング、なんと無料です😵 pic.twitter.com/tjHdAbqpNh
— シルバ (@beanbag_silver) June 25, 2024
【店名】こんにゃくパーク
【住所】群馬県甘楽郡甘楽町小幡204−1
【コメント】こんにゃくのテーマパークです!笑
なんと!無料のバイキングがあります!! pic.twitter.com/cTnf2yEQg3— 飯テロ【毎日更新】 (@Foodie3500) July 2, 2024
こんにゃくのPRを目的としているので、すべて無料で美味しく食べられるのはうれしいですね。
午前9時から午後18時まで楽しめますが、最終入場は17:30までなので、早めの入場をおすすめします。
工場見学
こんにゃくパークの無料で楽しめるポイント4つめは、工場見学です。
工場見学では、ガラス越しに実際の製造ラインを見学でき、パッキングや加熱など、こんにゃく作りの工程をスタッフが詳しく解説してくれます。
普段何気なく食べているこんにゃくの作り方が、詳しく知れるのは興味深いですね。
工場見学では、板こんにゃく製造ライン・しらたき製造ライン・ゼリー製造ラインの3つのラインを見学することができます。
以下は、実際に工場見学に行った人のXの投稿です。
こんにゃくパーク、工場見学エリアとかもあっておもしろくて、お土産にいっぱいこんにゃく買ってしまった。 pic.twitter.com/5pHfibBXIa
— おdd (@oddmutou) August 28, 2023
各製造ラインは、月曜日~金曜日の稼働でしています。
毎週末は、機械は動いていませんが、特別に動いているスペシャルデーがあり、この日は週末でも見学可能です。
土日しか見学に行けないという場合は、スペシャルデーを狙ってみましょう。
スペシャルデーは、こんにゃくパークの公式サイト・工場見学のページで確認できます。
足湯
こんにゃくパークの無料で楽しめるポイント5つめは、足湯です。
パーク内には5か所の足湯が用意されており、旅の疲れを癒しながら、心身ともにリフレッシュできます。
お湯は、甘楽町の観光名所である名水百選・雄川堰の地下水をくみ上げたものです。
工場から出る蒸気で沸かし、循環器で綺麗に浄化しています。
各足湯の特徴は、以下の通りです。
エメラルド100人風呂 | 17メートルの長さが特徴的 大勢で楽しめる |
アジアンストーン風呂 | 大理石風の円形お風呂 |
サンセットリゾート風呂 | 大理石風の四角いお風呂 |
日本のヒノキ風呂 | 日本風の足湯が楽しめる |
オーシャンブルー風呂 | ハワイアンリゾート風の青いタイルの足湯 車椅子の人にも使いやすい高さに設計 |
以下のXの投稿で、足湯を楽しむ様子が確認できます。
こんにゃくパークで足湯してる pic.twitter.com/lH5jw4HBVa
— まるち (@MulTi_1125) July 24, 2020
こんにゃくパークでは、タオルなどのレンタルは行われていないようです。
足湯を利用される方は、足を拭くタオルやハンカチをご持参くださいね。
こんにゃくパークは無料でも楽しめるけど他に何がある?
こんにゃくパークは無料で楽しめるサービスの他に、下記のイベントも行っています
- こんにゃく作り体験
- こんにゃく詰め放題
では、ひとつずつ見ていきましょう。
こんにゃく作り体験
こんにゃくパークで無料以外に楽しめる1つ目のイベントは、こんにゃく作り体験です。
こんにゃく作り体験では、粉からこんにゃくを作ったり、こんにゃくゼリーを作ることができます。
小学校1年生以上、かつ、2名以上からの予約受付となっており、残念ながら1人での参加できません。
こんにゃく作り体験はコースによって、内容が異なります。
フルーツのトッピングと試食、お持ち帰りができる
こんにゃく カラーマジック体験コース(30分)
白こんにゃくがカラフルに色づけされる体験の後、試食とお持ち帰りができる
こんにゃく粉からこんにゃく作りが体験できる
体験で作ったこんにゃくは持ち帰りができるので、良いお土産になりますね。
料金
こんにゃく作り体験の料金は、コースにより違いがあります。
以下の表で、体験したいコースの料金をご確認ください。
コース名 | 大人(中学生以上) | 子供(小学生以上) |
---|---|---|
手作りこんにゃくゼリー フルーツ体験コース | 1,320円 | 880円 |
こんにゃく カラーマジック体験コース | 1,100円 | 770円 |
手作りこんにゃく 体験コース | 1,430円 | 990円 |
手作りこんにゃくゼリーフルーツ体験コースは、子供が喜びそうですね。
予約方法
こんにゃく作り体験の予約方法は、ネットか電話のどちらかです。
・ネット予約の場合
こんにゃくパーク公式サイトの予約フォームは24時間対応です。
・電話予約の場合
当日は受け付けていないため、前日13時までの予約が必要です。
こんにゃく詰め放題
こんにゃくパークで無料以外に楽しめる2つ目のイベントは、こんにゃく詰め放題です。
600円(税別)でビニール袋いっぱいのこんにゃくをお土産にできます。
手頃な価格で、良いお土産を購入したい人にぴったりです。
こんにゃくパークのお土産コーナーでこんにゃく詰め放題・ゼリー詰め放題が毎日開催されています。
こんにゃくパークでこんにゃく詰め放題した pic.twitter.com/OB1VM0zmqY
— कㄜまʓ ན Ɩ ı ㄜƕ 🐟ིྀ みんなの個性を応援します! (@lovedepeace) June 24, 2024
どれだけ詰めても600円(税別)ですが、「商品が袋からこぼれない程度でお願いします」とのことです。
できるだけたくさん詰めたいところですが、節度を持ってご参加くださいね。
こんにゃくパークの無料バイキングの混雑を避ける裏ワザ
こんにゃくパークの無料バイキングをスムーズに楽しむには、混雑を避けることが大切です。
なぜなら、こんにゃくパークの無料バイキングは大変な人気で、混雑時は1時間待ちになることも珍しくありません。
混雑を避けるための裏ワザは以下の通りです。
- こんにゃく作り体験
- 富岡製糸工場の見学
- 平日に行く
裏ワザを駆使すれば、待ち時間なく無料バイキングを楽しめます。
まずは、こんにゃく作り体験から見ていきましょう。
こんにゃく作り体験
無料バイキングの混雑を避ける1つ目の裏ワザは、こんにゃく作り体験への参加です。
こんにゃく作り体験に参加すると、こんにゃくバイキング優先特典がプレゼントされます。
この特典があれば、並ぶことなく、すぐにこんにゃくバイキングに入場可能です。
体験に参加した人はもちろん、同伴者も並ぶことなく、優先的にこんにゃくバイキングに入場できます。
楽しくこんにゃく作り体験に参加しながら、バイキングの混雑を避けられるのは嬉しいですね。
富岡製糸工場の見学
無料バイキングの混雑を避ける2つ目の裏ワザは、富岡製糸工場の見学です。
こんにゃくパークで富岡製糸工場のチケットを購入すると、以下の2つの特典が受けられます。
- バイキングの待ち時間を短縮できるファストパス
- 生芋こんにゃくのお土産がもらえる(限定)
世界遺産の富岡製糸工場を訪れるなら、ぜひ、こんにゃくパークにも足を運んでくださいね。
賢くチケットを購入して、こんにゃくパークのバイキングやお土産を満喫しちゃいましょう。
平日に行く
無料バイキングの混雑を避ける3つ目の裏ワザは平日に行くです。
学校や会社が休みになる土日は、こんにゃくパークにも多くの人が訪れます。
来場者が多いと、必然的にバイキングの待ち時間も長くなると考えられますよね。
その点、来場者が少ない平日なら、待ち時間もほぼなしで、ゆっくりとバイキングを楽しめます。
土日しか行けない場合は、ピーク時を避けて少し遅めの時間にするなど、混雑を避ける工夫をしてみましょう。
こんにゃくパークへの行き方
初めてこんにゃくパークに行くなら、アクセス方法を知っておきたいですね。
こんにゃくパークの所在地と地図は以下の通りです。
所在地:群馬県甘楽郡甘楽町小幡204-1
こんにゃくパークへの行き方は、以下の方法があります。
- 電車
- バス
- 車
それでは、それぞれのアクセス方法を見ていきましょう。
電車
こんにゃくパークへの1つ目の行き方は、電車です。
こんにゃくパークの最寄り駅は下記を参考にしてください。
・上信電鉄「上州福島駅」下車
・上信電鉄「上州富岡駅」下車
駅からこんにゃくパークまでは、結構距離があります。
下車後は車か、バスで移動することを考えておきましょう。
バス
こんにゃくパークへの2つ目の行き方は、バスです。
最寄りのバス停からこんにゃくパークまでは距離があります。
バス停から徒歩で向かう場合にかかる時間は次の通りです。
・富岡総合病院(徒歩約42分)
周辺にはこのほかにもいくつかのバス停がありますが、いずれも徒歩ではかなり時間がかかります。
できるだけ早く到着したい場合は、別の交通機関を使うことを考えてみましょう。
車
こんにゃくパークへの行き方3つめは、車です。
車までのアクセス方法や所要時間は、下記を参考にしてください。
・JR新幹線「高崎駅」下車(東口)/車で約30分
・上信電鉄「上州福島駅」下車/車で約10分
・上信電鉄「上州富岡駅」下車/車で約15分
・世界遺産「富岡製糸場」から車で約15分
・「群馬サファリパーク」から車で約20分
カーナビを使用することもあるかと思いますが、古い機種の場合は注意が必要です。
こんにゃくパークは比較的新しい施設のため、違う場所が表示される可能性があります。
カーナビを設定するときは、以下の住所を入力してみましょう。
甘楽町役場はこんにゃくパークから車で1分の場所にあるので、すぐに見つけられます。
住所:〒370-2292 群馬県甘楽郡甘楽町大字小幡161-1
電話:0274-74-3131
こんにゃくパークについてよくある質問
こんにゃくパークについてよくある質問は以下の通りです。
- 予約が必要?
- 経営者はだれ?
予約なしでは入れないのか、どんな人が経営しているのかが気になりますね。
それでは、ひとつずつ回答していきます。
予約が必要?
こんにゃくパークについてよくある1つ目の質問は、予約が必要?です。
30名に満たない場合は、こんにゃくパークの予約は必要ありません。
またバイキングや足湯、工場見学に関しても予約は不要です。
ただし、こんにゃく作り体験に参加するなら予約をしてください。
こちらは完全予約制なので、前日までに予約を行いましょう。
30名以上の団体での工場見学の場合は、前日までに電話で相談をする必要があります。
経営者はだれ?
こんにゃくパークについてよくある2つ目の質問は、経営者はだれ?です。
こんにゃくパークの経営者は横尾 浩之氏で、株式会社ヨコオデイリーフーズの代表を務めています。
こんにゃくのPR活動、商品開発・市場開拓などを手掛ける、ヨコオデイリーフーズの重要人物です。
こんにゃくパーク無料はなぜについてのまとめ
今回は、こんにゃくパークがなぜ無料で利用できるのかについて解説してきました。
入場料だけではなく、駐車場や足湯、工場見学・バイキングまで無料なので「なぜ?」という疑問の声が出ても当然ですよね。
無料でも来場者が増えることは、こんにゃく製品やブランドの認知度を高めることにつながります。
最寄り駅やバス停からは距離があるので、こんにゃくパークへは車で行くことを考えてみてはいかがでしょうか。
400台の無料駐車場も完備していますので、車でのアクセスもスムーズです。
ご家族連れはもちろん、友人同士やカップルで、「こんにゃくづくし」の一日を楽しんでください。
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