姫路セントラルパークには、ドライブスルーサファリが用意されていますが、マイカーで行くと傷がつくのではないかという心配があります。
サファリゾーンを車で走り抜けると、ライオン、トラ、などの野生動物が目の前を歩いているのが見られます。
動物たちが自然の環境で自由に活動しているのを間近で観察できるのは、まさに臨場感溢れる体験ですが、動物達の動きは予測不能です。
鋭い爪や歯でマイカーを傷つけられないとは限りません。
今回はマイカーに傷をつけたくない場合の注意点や対策について紹介していきます。
姫路セントラルパークに行く予定がある方は、ぜひ目を通してくださいね。
姫路セントラルパークはマイカーに傷がつくこともある
動物の動きは予測不能ということもあり、動物たちの鋭い爪や歯、角などでマイカーに傷がつく可能性があります。
姫路セントラルパークは、マイカーに乗って、サファリパークを回れるのが魅力ですが、大切な車に傷がつくというリスクがあることを知っておきましょう。
もしも、サファリパークで動物たちに車を傷つけられた場合でも、姫路セントラルパークの公式サイトでは「動物による車の被害については当園は一切責任を負えません。」と記載されています。
大きな傷がついた場合でも、自己責任となり自分でお金を払って修理することになります。
姫路セントラルパークでマイカーに傷がつかないようにするための注意点
姫路セントラルパークでマイカーに傷がつかないようにするためには、以下の注意点を守ることが大切です。
- 窓を開けない
- クラクションを鳴らさない
- 停車しない
- 動物に食べ物を見せない
- ルートから外れない
これらの注意点は、車の傷を防ぐだけではなく、安全を確保するという面でも重要です。
それでは、ひとつずつ解説していきます。
窓を開けない
サファリパークには危険な野生動物が多数存在します。
窓を開けると、ライオンやトラなどの大型肉食動物が車内に侵入する危険があります。
窓を開けてしまうと、動物に襲われたり、車外に引きずり出される事故につながる可能性があります。
さらに、動物が車の窓や扉を破壊し、車内に侵入することで大きな被害が発生することも考えられます。
車の修理費用がかかったり、事故につながる恐れがありますので、窓はしっかり閉めておきましょう。
窓・サンルーフ等は完全に閉めること、ドアも完全にロックしましょう。
クラクションを鳴らさない
動物が目の前に飛び出してくると、咄嗟にクラクションを鳴らしてしまう可能性があります。
サファリパークの動物は人間や車の存在に慣れていますが、多くの動物は耳が敏感で聴力が優れていることから、突然発生する大きな音は苦手で驚いてしまいます。
クラクションの大きな音は動物を驚かせ、ストレスを与えてしまう可能性があります。
クラクションの音が普段は大人しくしている動物の行動を乱し、危険な状況を引き起こす恐れがあることは理解しておきましょう。
サファリパークは、動物と共生する空間であり、静かな環境が求められています。
とはいえ、緊急事態が発生したときはクラクションを鳴らして良いことになっています。
緊急事態が発生した場合のみにクラクションを鳴らし、係員を呼んでください。
緊急事態でも焦って車外へ出てしまうことは絶対避けましょう。
停車しない
サファリパーク内では停車しないよう、注意しましょう。
珍しい動物を発見すると、つい停車してゆっくり観察したいという気持ちになるかもしれません。
サファリパークの動物は車に慣れているものの、車に近づきすぎると危険な状況を引き起こす可能性があります。
車から降りて動物に近づくと、動物に襲われる事故につながる可能性がありますので停車して降りるようなことは絶対に避けましょう。
サファリパーク内の制限速度は10km/ですので、止まらずにゆっくりと進んでいってください。
動物に食べ物を見せない
サファリパーク内では、動物に食べ物を見せてはいけません。
ペットのような感覚でエサやりをしようなどと、食べ物を見せるような行為は絶対に避けましょう。
動物に食べ物を見せると、動物が興奮し攻撃性が高まる可能性があります。
食べ物があるとわかってしまうと、動物が追いかけてきて、近づいて車を傷つける恐れがあります。
車だけではなく、乗っている人間に危険が及ぶ可能性があるので、絶対に避けてください。
ルートから外れない
マイカーを傷つけず、安全にサファリパーク内をまわるためには、ルートに従って走行することが大切です。
サファリパークの動物は、レーンの外に出ると直接接触する可能性があります。
そうなると動物の攻撃性が高まり、来園者の安全が脅かされる危険性があります。
ルートから外れることは、車両への被害だけではなく動物への危険、事故や事件の発生につながる可能性があります。
サファリゾーンは一方通行で、舗装道路以外の乗り入れはできません。
必ずルートに従って走行してください。
姫路セントラルパークでマイカーに傷をつけたくない場合の対策
普段見られない動物達を間近で見られるのは、サファリパークならではですが、動物相手では何が起きるかわかりません。
普段は、動物達は車を襲うことはないとされていますが、万が一のことも考えておきましょう。
マイカー以外では、以下の方法がおすすめです。
- サファリバスを利用する
- レンタカーを借りる
まずは、サファリバスから見ていきましょう。
サファリバスを利用する
サファリバスなら、自分の車を使うことなくドライブスルーサファリを楽しめます。
慣れないパークでの運転は緊張することがありますが、運転はベテランのスタッフが行うので安心です。
マイカーが傷つく心配がありませんし、動物を轢いてしまうこともありません。
サファリバスの予約は、当日来園してからの先着予約制です。
平日は遊園地内案内所、土日祝は遊園地内バスチケット売り場で受付が行われています。
電話での予約には対応していません。
サファリバスの出発は遊園地からになっています。
サファリバスの車窓は広く大きく、マイカーよりも高めに見下ろせるのも良いところです。
利用料金
往復 おひとり様 800円
※0~2歳で座席を確保せず膝の上で乗車の場合はバス料金は無料
レンタカーを借りる
サファリバスでは物足りない、やっぱり自分で運転をしたいという場合は、レンタカーの利用を考えてみましょう。
レンタカーの場合も、マイカーの場合と同様に、動物を刺激しないよう、ルールに従って走行しましょう。
レンタカーの場合も、傷をつけてしまった場合は修理代が発生します。
どの程度までの傷が許容範囲であるのか、保険が利用できるのか、傷がついた場合の支払い方法などについてもしっかり確認しておきましょう。
傷がつかなくても、サファリパークでは、動物のフンや砂埃で車が汚れてしまう可能性があります。
心配な場合は、サファリバスの利用も考えてみましょう。
姫路セントラルパークにマイカーで行くことについてのよくある質問
ここでは、姫路セントラルパークにマイカーで行くことについてのよくある質問について答えていきます。
特に多く寄せられているのは、以下の2つの質問です。
・どのくらいの時間で回れる?
・死亡事故が起きたことはある?
それでは、ひとつずつ回答していきます。
どのくらいの時間で回れる?
姫路セントラルパークのドライブスルーサファリは、30~40分の所要時間です。
ウォーキングサファリの場合は、60分~90分です。
死亡事故が起きたことはある?
姫路セントラルパークでは、死亡事故は発生していません。
死亡事故の噂が出るのは、過去に別のサファリパークで死亡事故が発生しており、混同されていると考えられます。
死亡事故が発生したのは、群馬サファリワールドのトラゾーンです。
1997年8月2日の事件で、60代の祖父母がトラに噛まれて死亡しています。
連れてきた赤ちゃんが泣きだしたことで、赤ちゃんを母親の車に連れて行こうとして、祖母が車を降りたことでトラに襲われました。
その後、救助に行った祖父も別のトラに襲われて亡くなりました。
赤ちゃんは、駆け付けた係員により救助され、奇跡的に無事でした。
このほかでも、富士サファリパークや東北サファリパークなどで、飼育員が動物に襲われて亡くなるという事故が発生しています。
姫路セントラルパークはマイカーに傷がつくのかについてのまとめ
今回は、姫路セントラルパークにマイカーで行くと傷がつくのかどうかについて解説してきました。
サファリパーク内の動物達は車の存在には慣れているので、積極的に近づいたり、襲ってきたりすることはないといわれています。
とはいえ、窓を開けたり、大きな音を鳴らす、食べ物を見せるなど動物を刺激する行動を取ってしまうと、動物達が車に近づいてきて、歯や爪などで傷をつけられる可能性があります。
場合によっては、マイカーが傷つくだけではなく、乗っている人間にも危険が及びます。
規則を守らなかった場合は、姫路セントラルパーク側は責任を負わないことになっています。
サファリパーク内では、ルールに従い、ゆっくりと走行することが大切です。
マイカーの傷が気になる場合は、レンタカーやサファリバスの利用を考えてみましょう。
サファリバスの場合は、慣れたスタッフが運転してくれるという安心感があります。
訪れる際は、ルールをしっかり守って、自然に近い環境で過ごす動物達の姿を楽しんでくださいね。
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