スカイツリーの駐車場は立体駐車場と地下駐車場、どっちの駐車場を利用するのがおすすめなのか、立体駐車場に停める場合は何階に停めるのがおすすめなのか気になりますよね?
スカイツリーに車で行った際に駐車場で迷ったり、駐車した場所が目的地から離れていて疲れてしまった。
スカイツリー駐車場の割引について知らなかったから駐車料金が高額になってしまった。
なんて事態になると困りますよね。
この記事では、スカイツリーの駐車場は立体と地下どっちがおすすめなのか、駐車料金の割引情報について説明していきますので、参考にしてみて下さい。
スカイツリーの駐車場は立体と地下どっちがおすすめ?
スカイツリーの駐車場には「立体駐車場」と「地下駐車場」の2箇所の公式駐車場があります。
それはスカイツリーへ行く目的や平日や休日かなどの混雑状況にもよっても変わってきますので、これからベストな駐車場を選ぶ際のポイントを以下の3つに分けて説明していきます。
- 選ぶ際のポイント
- 目的別のポイント
- その他のポイント
選ぶ際のポイント
スカイツリーの駐車場を立体か地下で選ぶ際のポイントとして、以下2つに分けて説明します。
- 立地とアクセスから選ぶ
- 混雑状況から選ぶ
立地とアクセスから選ぶ
スカイツリーの駐車場はどの方面からスカイツリーへ向かうかによって立体か地下を選びましょう。
なぜなら、スカイツリーの駐車場は立体と地下では出入口の場所が違うからです。
門言通りからスカイツリーへ向かう場合にはスカイツリー西の立体駐車場が最適となります。
押上通りや浅草通りからスカイツリーへ向かう場合にはスカイツリー東の地下駐車場の利用が最適となります。
周辺マップを載せているのでご自身がどの方面からスカイツリーへ向かうのかチェックしておきましょう。
混雑状況から選ぶ
スカイツリー駐車場に入る前に駐車場の混雑状況を確認し、立体駐車場か地下駐車場かを選ぶ方法もあります。
スカイツリーの駐車場の収容台数は、立体駐車場が273台と地下駐車場645台で、倍以上の違いがあります。
立体駐車場では収容台数が少ないため、混みやすく、特にスカイツリー店舗と直結しているP3Fは人気が高く早めに埋まることが多いようなので行楽シーズンは注意が必要です。
スカイツリー公式サイトで、下の写真のようにリアルタイムの駐車場情報が確認できるので事前にチェックして混雑状況により駐車場を検討しても良いですね。
目的別のポイント
スカイツリーの目的別で立体駐車場か地下駐車場を選ぶポイントについて以下の3つに分けて説明します。
- スカイツリータワーへのアクセス重視
- ソラマチでのショッピング重視
- 周辺観光も楽しみたい場合
スカイツリータワーへのアクセス重視
スカイツリータワーの利用目的の方におすすめの駐車場は“立体駐車場P6階”か“地下駐車場のBブロック周辺”がおすすめです。
理由は、立体駐車場P6階はスカイツリータワーの入口フロアと直結しているからです。
この場合、駐車場に停車後、エレベーターを利用する必要なく並行移動でスカイツリータワーの入口フロアに行くことができるので、初めての場合でも迷わなくて済みそうですよね。
しかし、スカイツリー入口フロアは4階であるのに対し、出口フロアは5階なので帰りの際は1階下に降りる必要があるため並行移動とはいきません。
地下駐車場Bブロックがおすすめの理由は、スカイツリータワー入り口フロアに繋がるエレベーターが近いからです。
地下駐車場Bブロックの最寄りのエレベーターは“タワーヤードエレベーター”となっており、このエレベーターを使い4階まで行けばスカイツリータワー入り口フロアに到着します。
つまり地下駐車場Bブロックのエレベーター付近に車を駐車することが出来れば、エレベーターでの垂直移動だけで、スカイツリータワーへアクセスでき、なるべく歩きたくない方にはこちらがおすすめです。
ソラマチでのショッピング重視
ソラマチでのショッピング重視の場合におすすめの駐車場は“立体駐車場P3F”と“地下駐車場Cブロック”です。
理由は、立体駐車場P3階はソラマチ(タワー2F)と直結しているからです。
地下駐車場Cブロックがおすすめの理由は、地下駐車場Cブロックに当たるイーストヤードにショッピング店舗が多く存在するからです。
地下駐車場Aブロックのウエストヤードには主にレストランやフード、スイーツに関する店舗が多いため、こちらに用事のある場合が地下駐車場Aブロックに駐車する。
もしくはショッピングも食事も両方楽しみたい場合は、中間のタワーヤードに当たる地下駐車場Bブロックに駐車するのも良いですよね。
目的の店舗があるのか、それとも色々と満遍なく店舗を回りたいのかによって立体駐車場か地下駐車場かを選ぶと無駄な動きを抑えることができそうです。
周辺観光も楽しみたい場合
スカイツリー周辺には東京ミズマチがあり、徒歩5分で行くことができます。
スカイツリーに駐車して周辺観光でミズマチへ徒歩で向かいたい方は“立体駐車場P2F”もしくは”地下駐車場Aブロック”への駐車がおすすめです。
ミズマチへはスカイツリー西側から行くのが最短コースであるため、ウエストヤード側に駐車すると良いです。
そのため、立体駐車場の最下層のP2Fか、ウエストヤードがおすすめとなります。
しかし、同じ階に駐車場はないため、立体、地下ともにエレベーターでの移動が必要となります。
その他のポイント
その他のポイントとして以下2つに分けて説明します。
- 車種や荷物の量に合わせて選ぶ
- 利用時間や曜日によって選ぶ
車種や荷物の量に合わせて選ぶ
まず、スカイツリーの公式駐車場に停めることができる車両は以下のようになります。
車両全長 | 5.0m以下 |
車両全幅 | 1.9m以下 |
最高車両高 | 2.1m以下 |
最低地上高 | 15cm以上 |
車両総重量 | 2.3t以下 |
上記のサイズに合っていない車でスカイツリーへ行く場合は、立体・地下ともに公式駐車場へ停めることができないので、近隣のコインパーキングを利用しましょう。
電気自動車充電スタンドを使いたい場合は“立体駐車場P2階”を利用しましょう。
立体駐車場P2階には電気自動車用の充電スペースがあります。
スペースは2台分しかなく、混雑時には利用できない可能性もありますので注意が必要です。
電気自動車用の充電は最長2時間無料で利用可能ですが、駐車料金は一般車両と同様に450円/30分かかります。
体が不自由な方のための優先駐車スペースを使いたい場合は“立体・地下各階”での利用が可能です。
ただし台数が限られており、駐車スペースの予約も不可能なので、注意が必要です。
小さなお子さんや足腰の弱い高齢の方がいる・手荷物が多い・方向感覚に自信がない場合には“立体駐車場”がおすすめです。
地下駐車場はブロック分けされていますがワンフロアがとても広いため、迷ってしまうと歩く距離が長くなってしまいます。
それに比べ、立体駐車場はワンフロアがコンパクトでエレベーターも1箇所しかありません。
そのため、迷う心配もなく、移動距離をなるべく短くしたい方には、立体駐車場がおすすめとなります。
このように、車種や荷物の量、またどのような人と一緒にスカイツリーへ行くかで、地下駐車場か立体駐車場かを選ぶようにすると良さそうですね。
利用時間や曜日によって選ぶ
スカイツリーの利用する時間や曜日を考慮して立体駐車場か地下駐車場かを検討をしましょう。
理由として、スカイツリーの立体・地下駐車場は平日や駐車場利用開始直後はそれほど混雑しない傾向にありますが、土日や祝日、年末年始や夏休みなどの連休シーズンは非常に混み合い、早々に満車となってしまうからです。
混雑の時間帯は12時頃から18時頃までがピークとなるようですが、平日の場合は1日を通してそれほど混雑しないという情報もあります。
混雑が予想される日であっても駐車場の利用開始時間から30分以内に到着すれば、駐車場の混雑をさけ立体か地下か希望の駐車場を高確率で利用することができます。
ちなみに、立体駐車場が人気とされる一方で、収容台数の多い地下駐車場が先に満車になる場合も多いようです。
スカイツリー観光や駐車場の混雑を避けたい場合は、言うまでもなく平日がおすすめとなりますが、混雑が予想される日には駐車場利用開始時間の7時半から8時までの到着を目指せば公式駐車場を利用できる確率が高まります。
スカイツリーの駐車場の立体と地下の基本情報
東京スカイツリータウン立体駐車場 | 東京ソラマチ地下駐車場 | |
住所 | 東京都墨田区押上1丁目1 | |
利用時間 | 7:30〜23:00(入庫は22:00まで) | |
収容台数 | 273台 | 645台 |
利用料金 | 450円/30分 | |
ホームページ | https://www.tokyo-skytree.jp/access/car.html |
スカイツリーの駐車場の基本情報について上の図にまとめました。
利用時間や利用料金は立体、地下ともに同じですが、収容台数に大きく違いがあります。
利用料金については、以前は30分ごとに350円であったのが、2024年10月から100円値上げして450円になっています。
スカイツリー駐車場の立体と地下に安く駐車する方法は?
スカイツリー公式駐車場の立体と地下に少しでも安く駐車する方法が2つありますので説明していきます。
- 買い物をする
- 東武カードPASMOを利用する
買い物をする
東京スカイツリータウン・東京ミズマチの各店で購入した合計金額によって立体駐車場と地下駐車場の駐車料金のサービスを受けることができます。
金額による立体駐車場と地下駐車場のサービス内容は以下の通りです。
お買い上げ金額 | 無料になる時間 |
税込3,000円以上 | 1時間 |
税込5,000円以上 | 2時間 |
税込7,000円以上 | 3時間 |
各店でお会計の際に駐車券を提示すれば、購入金額が合算されていきます。
東京スカイツリー展望台の入場券や、すみだ水族館の店舗などサービス対象外の店舗も存在するため注意が必要です。
スカイツリー内での商品の購入だけでなく、レストランなどの食事代金も合算されるため、スカイツリー内で飲食やショッピングをすることで立体と地下の駐車料金を安くすることが可能となります。
東武カードPASMOを利用する
「東京スカイツリー東武カードPASMO」を持っている方は、公式駐車場の利用が2時間無料になります。
案内に従って、精算時に東武カードPASMOを事前精算機に挿入すると利用できます。
東京スカイツリータウンで7千円以上の買い物+東京スカイツリーの東武カードPASMO利用をすれば、最大5時間まで無料にすることが可能となります。
ただし、「東京スカイツリー東武カードPASMO」の入会申し込みの受付は現在終了していますので新たに入会することはできないようです。
スカイツリーの駐車場は立体と地下どっちがおすすめかに関するよくある質問
スカイツリーの駐車場に関するよくある質問を以下2つにまとめました。
- 事前予約はできる?
- 周辺にほかの駐車場はある?
事前予約はできる?
スカイツリー公式駐車場の立体・地下ともに事前の予約は不可となっています。
体の不自由な方の優先駐車スペースについても予約はできません。
対策として、利用開始時間の7時半〜8時頃までは立体駐車場、地下駐車場ともに比較的空いているため、利用開始時間の30分以内の到着を目指せば希望の駐車場に駐車できる可能性が高まります。
また、どうしても予約が取りたい場合は、スカイツリー公式の駐車場ではないですが、近隣駐車場に予約できる駐車場があるのでそちらを検討しましょう。
周辺にほかの駐車場はある?
スカイツリー周辺にもコインパーキングは多数存在します。
料金や利用可能台数など条件がそれぞれ違うので、あらかじめ近隣のコインパーキングも調べておくと良いでしょう。
近くて安い人気コインパーキングから埋まっていくので、候補をいくつか決めておくと実際に空きがなかった時に安心です。
中には予約できるパーキングもあるので、混雑が予想される日に確実に駐車したい方は事前に予約を取っておくことをおすすめします。
スカイツリー公式サイトで案内されている提携駐車場の北千住駅前駐車場なら駐車料金最大1,000円になる優待が受けられます。
北千住駅まで徒歩7分、電車と徒歩で計15分程度の移動が必要になりますが、少し遠くても、料金を抑えたい方は提携駐車場も検討してみてください。
スカイツリーの駐車場は立体と地下どっちがおすすめかについてのまとめ
スカイツリーの駐車場は立体と地下どっちがおすすめなのか?
それは、スカイツリーに向かうために利用する道によって最適な駐車場が違ったり、スカイツリーでの目的によって立体に停めるか、地下に停めるかおすすめが変わってきます。
スカイツリー内の目的地がはっきりと決まっている方は、そのヤードの真下の地下駐車場を選択すれば目的地まで最短ルートで行くことができます。
スカイツリーに初めて訪れる方や、小さなお子さん・高齢の方と一緒であったり、方向感覚に自信のない方はコンパクトでエレベーターも1箇所しかない立体駐車場を利用することをおすすめします。
また、公式駐車場以外にも近隣の駐車場は多数あり、公式駐車場にはない料金設定や、予約のシステムがあったりするため、ご自身の条件に合う駐車場を探してみるのも良いと思いますので、参考にしてみて下さい。
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