予約サイトで航空券を予約する際、「フレキシブル航空券」というオプションを見たことがある方もいると思います。
あまり聞き慣れないワードですが、フレキシブル航空券とは航空券の予約をより便利にできるお得なオプションです。
この記事では、
- フレキシブル航空券とは何か
- フレキシブル航空券のキャンセル・変更方法
- フレキシブル航空券の注意点
について詳しくご紹介していきます。
ぜひ航空券の予約の参考にしてください。
フレキシブル航空券とは何か
【どんな航空券もお任せください!】
コロナの影響でフライトキャンセルや遅延などのトラブルが発生しており、ご購入後も無事就航するか不安。しかし現在、新型コロナウイルスにより各航空会社もフレキシブルな航空券ポリシーが適用するケースも。HISでご購入いただくとお客様に代わって交渉します! pic.twitter.com/LE06HEN5Dp— HIS 世界一周旅行デスク (@HIS_kaigaihatsu) August 12, 2020
まずはフレキシブル航空券とは何かをご紹介します。
フレキシブル航空券とは、GotogateやBooking.com等の一部の旅行予約サイト独自のオプションで
- 日時変更の手数料無料
- 変更不可航空券も変更可能
のような特徴があります。
ひとつずつ詳しくご説明していきます。
日時変更の手数料無料
フレキシブル航空券の特徴1つ目は、日時変更の手数料が無料になることです。
旅行予約サイトを通して航空券を予約した場合、本来は購入金額の一部を手数料として航空会社に支払いますが、これが無料になります。
ただし、フレキシブル航空券で手数料無料で変更できるのは1回だけなので慎重に行いましょう。
変更不可航空券も変更可能
フレキシブル航空券の特徴2つ目は、変更不可航空券も変更できることです。
航空会社が提供している航空券の中には「変更NG」とされているものもありますが、本来こういった航空券の日時変更をする際は一度キャンセルをして買いなおさなくてはなりません。
フレキシブル航空券のオプションを利用すれば、変更不可とされている航空券もキャンセルすることなく日時変更することができます。
フレキシブル航空券のキャンセル・変更方法
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ここではフレキシブル航空券のキャンセル・変更方法についてご紹介します。
Gotodate、Booking.comともにフレキシブル航空券をキャンセル・変更する際は、カスタマーサービスに電話して手続きをします。
どちらもサイトやメールからはフレキシブル航空券の変更ができません。
元のフライトまたは新しいフライトの出発時刻の24時間前まで、かつ各予約サイトの営業時間内に電話で変更手続きを行いましょう。
Gotodate、Booking.comのカスタマーサービスの電話番号や営業時間は以下のとおりです。
Gotogateの場合
Gotogateのカスタマーサービスの電話番号と営業時間はこちらです。
- カスタマーサービスの電話番号:050-5050-0790 ※海外からかける場合は +442034550390
- 営業時間:祝日以外 8:00~17:00(日本時間)
この営業時間は日本語対応の時間で、これ以外の時間は英語での対応になります。
Booking.comの場合
Booking.comのカスタマーサービスの電話番号と営業時間はこちらです。
- カスタマーサービスの電話番号:03-6743-6650
- 営業時間:24時間365日対応
24時間カスタマーサービスが対応してくれるのは安心ですね。
フレキシブル航空券に関する注意点
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1回手数料無料で予約の変更ができる便利なフレキシブル航空券ですが、いくつか注意点があります。
主に挙げられるのは、
- 出発時刻の24時間前の変更が必要
- キャンセルは保証対象外
- 差額料金の支払いが必要
- 路線・航空会社変更はNG
の4点です。
それでは1つずつ詳しくご説明していきます。
出発時刻の24時間前の変更が必要
フレキシブル航空券の変更をする際は、変更前もしくは変更後のフライトの出発時刻の24時間前までに変更手続きをする必要があります。
これを過ぎてしまうと、フレキシブル航空券だとしても日時の変更をすることができません。
必ず予約したフライトの時間を確認し、出発時刻の24時間前までに手続きを済ませましょう。
キャンセルは保証対象外
フレキシブル航空券はキャンセルが保証対象外になっています。
フレキシブル航空券は、航空券の日時変更は1回手数料無料でできますが、キャンセルは別のキャンセル保証というオプションがあるので、それを別途利用しないと保証がつきません。
キャンセルする場合は払い戻し手数料が発生するので注意しましょう。
差額料金の支払い
フレキシブル航空券は、変更後の航空券の料金が変更前の料金より高い場合は差額を支払う必要があります。
あくまでフレキシブル航空券は日時変更の手数料が1回無料になるオプションなので、航空券自体の料金は保証されていません。
フレキシブル航空券の日時変更をする場合は差額が発生するかもしれないということを頭に入れておきましょう。
路線・航空会社変更はNG
フレキシブル航空券の日時変更の際、路線や航空会社を変更することはNGです。
フレキシブル航空券は同じ航空会社が運航する別のフライトへの変更のみ対応しています。
また搭乗者を変更することもできません。
路線や航空会社を変更したいときは予約をキャンセルして再予約する必要があります。
フレキシブル航空券とは何かについてのまとめ
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— 稲村 航平 (@Kouhei50) May 18, 2024
フレキシブル航空券とは、日時変更の手数料が1回無料になる航空券オプションのことで、変更不可航空券も変更することができる便利なオプションです。
日時変更やキャンセルの際は、フライトの出発時刻の24時間前までに予約サイトのカスタマーサービスに電話して手続きをする必要があります。
また、フレキシブル航空券はキャンセルの手数料は保証されないこと、変更して差額が発生した場合は支払いが発生すること、路線や航空会社は変更できないことも踏まえておきましょう。
航空券の予約の際、仕事や時間の都合でどうしても変更する可能性が出てしまう場合もあると思います。
そんな時はぜひフレキシブル航空券を活用してみてくださいね!
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