夏休みや連休には、テーマパークや遊園地に出掛ける人は多いと思います。
ディズニーにするか、富士急にするかと迷っている人もいるのではないでしょうか。
同じならできるだけ楽しいほうが良いといえますし、家族など複数人で出かけるなら、料金は少しでも安いほうが嬉しいですよね。
今回は、人気の高い富士急とディズニーではどちらが安いのか、アトラクションや規模にはどの程度の差があるのかなどを比較していきます。
アトラクションは怖いほうが良いという人もいれば、怖いのは苦手という人もいますので、そうした部分も比較していきます。
富士急とディズニー、どちらにするのかでお悩みの方はぜひ参考にしてくださいね。
富士急とディズニーはどっちが安い?
チケットにも色々な種類がありますが、今回は一日券で比較してみました。
一日券で比較してみたところ、富士急のほうが料金は安くなっています。
・富士急/一日フリーパス「アトラクション乗り放題」の1日券
大人・6,000~7,800円 中高生・5,500~7,300 円 小学生・4,400~5,000円
シニア・2,100~2,500円
「入園日とパークが指定されたチケット。開園時間から1日楽しめる。」
大人・7,900 ~10,900円 中人・6,600 ~9,000円 小人・4,700 ~5,600円
富士急では、大型コースターなどのアトラクション単体でも手頃な価格設定です。
交通セット券が充実しており、高速バスや富士急行線の鉄道券をセットにすると、交通費込みでお得になります。
ディズニーは、年間パスポートも高額ですが、ホテルとのパッケージプランを利用すれば、比較的お得です。
宿泊プランの「バケーションパッケージ」には、ホテルの宿泊に加えて、パークチケットやアトラクション利用券、オリジナルグッズなどが含まれています。
小さいお子さんと、スムーズにパークを満喫したい場合にもおすすめです。
平日に休みを取れる場合は、土日や祝日よりも平日に訪れると、より安く楽しめます。
富士急とディズニーの規模を比較
ここでは、富士急とディズニーの規模を比較していきます。
比較するポイントは以下の通りです。
- 広さ
- 入場者数
まずは、広さから比較していきましょう。
広さ
まず、富士急ハイランドの敷地面積の広さは50万平方メートルです。
ディズニーランドの敷地面積は51万平方メートルなので、この部分だけ比べると同等ですね。
ディズニーの場合は、ディズニーランドだけではなく、ディズニーシーは49万平方メートルなので、そちらも合わせるとディズニーのほうがダントツで広くなります。
東京ディズニーリゾート全体の広さは201万平方メートル、そのうちのパーク部分が100万平方メートルです。
ちなみに、遊園地だけの広さは富士急は非公開です。
入場者数
入場者数が多いのは圧倒的にディズニーです。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを運営する「オリエンタルランド」の発表によると、開園40周年イベント等の効果もあり、入園者数と客単価が増え、中間決算として過去最高の売上高と営業利益を達成したとのことです。
年間入場者数は、2023年は2600万人を超えました。
これに対して、富士急の年間入場者数は200万人ほどとなっていますので、10倍以上の差があることがわかります。
富士急とディズニーのアトラクションを比較
富士急とディズニーの魅力を比較するなら、やはりアトラクションに注目したいところです。
ここでは、以下の3点で比較していきます。
- 怖さ
- 数
- 待ち時間
それでは、まずはアトラクションの怖さから比較していきましょう。
怖さ
怖いアトラクションがお好きな人には富士急がおすすめです。
富士急では、絶叫系アトラクションが充実しており、最高時速最高速度126 km/hの「ええじゃないか」や、オープン当初は高さ、巻き上げ高さ、落差、最高速度で世界1を記録した大型ジェットコースターの「FUJIYAMA」は特に怖いと評判です。
絶叫マシン好きの人には、本当に楽しめる遊園地といえますが、逆に苦手な人には苦痛に感じるかもしれませんね。
「夢の国」と呼ばれるディズニーでは、刺激弱めで、ストーリーや演出重視のアトラクションが充実しています。
怖いものが苦手な人でも、年齢にも、関係なく楽しむならディズニーが向いているといえます。
とはいえ、ディズニーにも絶叫系がないというわけではありません。
特に上下に急上昇、急降下を繰り返すフリーフォールタイプのアトラクションである「タワーオブ・ティラー」は怖さを感じやすいアトラクションです。
暗闇の中で、ビル10階相当の高さから急降下と急上昇を繰り返すだけではなく、ホラー的な要素も楽しめます。
富士急の絶叫系とはまた違うスリルを味わいたい人におすすめです。
数
アトラクションの数を比較すると、富士急は全39種類の乗り物を用意しています。
東京ディズニーランドも、全45種類のアトラクションが用意されており、富士急よりやや多めです。
ディズニーシーのアトラクションの数は35種類なので、両方を合わせると80のアトラクションが楽しめます。
数だけで比較すると、ディズニーの圧勝になります。
待ち時間
待ち時間は、人出の多いディズニーのほうが長くなる傾向があります。
富士急の場合は、人気の絶叫アトラクションの待ち時間は60分~70分程度とされています。
土日や連休など、人出の多い日は、さらに30分~程度は長くなると考えておきましょう。
ディズニーの人気アトラクションの待ち時間は、混雑日なら2時間を超えてしまうことは珍しくありません。
いずれのテーマパークも、日によって待ち時間の長さは変わります。
リアルタイムの待ち時間を確認するなら、公式アプリをインストールすることをおすすめします。
富士急ハイランドでは、公式アプリのQちゃん
ディズニーでは、公式アプリの東京ディズニーリゾート・アプリを用意しています。
待ち時間の確認にはもちろん、レストラン施設の事前受付や現在地がすぐわかるマップなど機能が充実しています。
富士急とディズニーについてのよくある質問
ここでは、富士急とディズニーについてのよくある質問に答えていきます。
多く寄せられる質問は以下の2つです。
- 効率良く回る方法は何?
- 休止中のアトラクションはある?
まずは、効率良く回る方法を知っておきたいですね。
効率よく回る方法は何?
いずれのテーマパークの場合も、効率良く回るには事前準備が必要です。
・事前準備
- 当日券を購入しようとすると、それだけ出遅れることになります。チケットは当日券ではなく、事前にオンラインで購入しておくとよりスムーズです。富士急の絶叫マシンを待ち時間少なく乗るなら「絶叫優先券」を購入しておくことをおすすめします。
- アプリのダウンロードをしましょう。待ち時間を確認できますし、園内地図などが利用できるのも便利です。
- レストランを予約しておきましょう。園内で食事をする場合は事前予約をしておくことで、待ち時間を短縮できます。
・当日
1.朝早めに出掛け、開園前から並ぶことをおすすめします。開園直後は待ち時間が短いので、人気アトラクションを優先的に回りましょう。
2. 富士急ハイランドの公式アプリ上でフリーパスを購入し、顔写真を登録しておけば、開園時間より15分早く入園することができます。
3.ディズニーではプレミアムアクセスを購入することをおすすめします。プレミアムアクセスは、ニーズに合わせ、パーク内施設等の体験時間や入場時刻を指定して予約できるサービスです。
4.入場口に近いアトラクションから乗ると効率よく回れます。
お目当てのアトラクションがどの位置にあるのかを確認しておきましょう。
休止中のアトラクションはある?
富士急では、ジェットコースター「ド・ドドンパ」が、2021年8月から営業を休止していました。
再開が待たれていましたが、2024年3月13日に営業終了すると発表されました。
その理由は2020年12月から2021年8月にかけて、乗客12人が首や胸の骨を折るなど重軽傷を負う事故が相次いだことがあげられます。
ディズニーランドでは、開園当初から人気であった「スペース・マウンテン」が2024年7月末に幕を閉じることになりました。
こちらは事故や怪我人の影響ではなく、2027年のリニューアルオープンに向けての休止となります。
富士急とディズニー以外の関東おすすめ遊園地
関東では、富士急とディズニー以外にも以下のような魅力的な遊園地が存在します。
- よみうりランド
- 西武園ゆうえんち
それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう。
よみうりランド
よみうりランドは、子供から大人まで幅広い年代で楽しめる遊園地で、家族でのお出かけやデートにぴったりです。
場所は、東京都稲城市と神奈川県川崎市多摩区にまたがるところにあります。
アトラクションが充実しており、夏はプール、冬はイルミネーションと季節によって楽しみ方が変わるのも楽しいところです。
所在地: 〒206-8725 東京都稲城市矢野口4015-1
西武園ゆうえんち
2021年にリニューアルオープンした西武園ゆうえんちは、1920~1980年代の熱気を再現した昭和レトロな雰囲気が魅力です。
写真映えする昭和レトロな街並みや、スリリングなアトラクションを楽しみたい人におすすめです。
所在地: 〒359-1145 埼玉県所沢市山口2964
富士急とディズニーの比較についてのまとめ
今回は、関東の人気のテーマパーク富士急とディズニーについて比較してきました。
富士急とディズニーは、まったく違う個性を持つテーマパークです。
富士急は比較的安く楽しめて、絶叫マシンが充実しています。
スリル満点の乗り物・絶叫マシンがお好きな人におすすめです。
ディズニーにも怖い乗り物もありますが、穏やかなアトラクションが多く、一日を楽しく過ごすことができます。
規模や広さではディズニーが圧倒していますが、富士急はディズニーでは味わえないスリルが楽しめます。
どちらも、魅力的な遊園地ですので、じっくり比較して好みに合うほうを選んでください。
両方に訪れて、それぞれの違いや魅力を比較してみることもおすすめです。
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