葛西臨海水族園に行った人の意見では、「つまらない」という声も多く聞かれます。
葛西臨海水族館は、東京都江戸川区臨海町の葛西臨海公園内に存在する水族館で、大きなガラスドームが目を引きます。
連日多くの人が訪れる水族館ですが、つまらないというのは本当なのか気になりますね。
今回は、葛西臨海水族園がつまらないといわれる理由を解説していきます。
さらに、葛西臨海水族園をより楽しめる方法も紹介します。
ぜひ、最後までお付き合いくださいね。
葛西臨海水族園がつまらないと言われる理由
ここでは、葛西臨海水族園がつまらないと言われる具体的な理由を紹介します。
主な理由は以下の5つがあります。
・混雑する
・解説が聞こえない
・展示がない
・狭い
実際に訪れたときにガッカリしないよう、その理由を確認しておきましょう。
イルカショーがない
水族館ではイルカショーなどの派手な演出をしているところが多く存在します。
残念ながら、葛西臨海水族園ではイルカやアシカなどの海獣は飼育しておらず、当然ながらイルカショーやアシカショーはありません。
華やかな演出を期待している人からは、物足りなさを感じるかもしれません。
混雑する
つまらないと言われながらも、魅力的な立地にある葛西臨海水族園には多くの人が訪れています。
特に休日やゴールデンウィークは多くの人が訪れ、館内も混雑します。
さらに、葛西臨海水族園では無料開園日があるので、その日に行くと混雑に巻き込まれる可能性が高まります。
それほど広い水族館ではないこともあり、人が多いと、水槽の前にも多くの人が集まります。
そのために、お目当ての水槽を十分に鑑賞できない可能性があります。
混雑から、ゆっくり見ることができず、つまらなかったと感じている人もいるのではないでしょうか。
解説が聞こえない
解説が聞こえないから、つまらないという意見もあります。
水族館の楽しみは、ただ魚を眺めるだけではなく、魚や生態についての解説が聞けることもあげられます。
こうした部分が改善されると、満足度が高まりそうですね。
展示がない
展示が少ないということも、葛西臨海水族園がつまらないと言われる理由のひとつです
マグロの巨大水槽などがある、室内の展示はそれなりに見どころがありますが、屋外の展示はペンギンコーナーや、生きものとのふれあいコーナーのみなので、物足りなさを感じるかもしれません。
2023年6月下旬までは建物の補修工事のため、一部展示の調整や休止が行われていたことも展示が少ない理由になっていました。
2024年1月からは人気のペンギン展示が休止されます。(2024年4月現在、ペンギンの展示を一時再開しています)
狭い
とりあえず、28日葛西臨海水族館→モンスーンカフェ早目に夕飯で考えてます。ミオリ安城から車乗ってく?めっちゃ狭いし子供に左右されるけど。
— あいにゃ (@ogiinkai) December 22, 2015
葛西臨海水族館って狭いのかな〜
— natsumi (@inatubihs229) March 26, 2016
葛西臨海水族園がつまらないと言われる理由のひとつが、狭さです。
大規模な水族館に比べると、狭さを感じるかもしれません。
逆に、広いと感じている人もいるようです。
葛西臨海水族館、パッと見の広さより広いんですけどものすごく広いかって言うとそこまでじゃなくて、でも色んな展示がぎゅっと詰まっているので楽しかったです。個人的にマグロが気に入った。小分けの水槽をたくさん作って色んな海の環境を表しているゾーンや、潮だまりの再現など色々あった。
— かんす (@coela_can_thus) September 19, 2023
水族館安さ求めるなら葛西臨海水族館安いし広いしあそこはペンギン外にいるし大水槽もあるからオススメ何年も前だから配置変わってるかもだけど飽きたら数駅隣の夢の国にでも行けばいいし
— ぺんAg@9/9 (@gabagaba_zu) May 19, 2022
こうした意見を見ると、噂されるほど、狭いわけではなさそうです。
混雑時でなけれど、それほど狭さは気にならないかもしれません。
葛西臨海水族園はつまらないと言われるけど魅力もある
葛西臨海水族園はつまらないと言われていますが、それでも連日多くの人が訪れています。
ここでは、葛西臨海水族園の魅力的な部分を3つ紹介します。
・マグロの回遊
・ペンギンがかわいい
料金が安い
葛西臨海水族園の魅力は、なんといっても料金が安いということです。
東京都が運営しているため、東京の水族館では最安値で入場できます。
しかも10月1日の「都民の日」は、都民だけでなく誰でも無料で入園可能です。
入園料 | |||
個人 | 団体(20名以上) | 年間パスポート (購入日から1年間有効) |
|
一般 | 700円 | 560円 | 2,800円 |
中学生 | 250円 | 200円 | – |
65歳以上 | 350円 | 280円 | 1400円 |
小学生以下、都内在住・在学の中学生は無料。中学生は生徒手帳を持参。65歳以上の方は、年齢の証明となるものを持参 |
マグロの回遊
葛西臨海水族園の一番のみどころは、なんといっても大迫力のマグロの回遊です。
ドーナツ型の「大洋の航海者 マグロ」水槽の一部は、アクアシアターと呼ばれており、クロマグロの迫力ある群泳を無限に眺めることができます。
ペンギンがかわいい
葛西臨海水族園の魅力は、国内でも最大級のペンギン展示です。
フンボルトペンギン、ミナミイワトビペンギン、フェアリーペンギン、オウサマペンギンの4種類が飼育されており、時期によっては4種類すべてを見ることができます。
残念ながら、補修工事のため2024年10月末(予定)まで、「ペンギンの生態」エリアの展示は休止となっています。
一部のペンギンについては、仮設展示場で見ることができるので、そちらでペンギンたちの可愛らしい姿を楽しんでくださいね。
葛西臨海水族園がつまらないと感じない楽しみ方
葛西臨海水族園をより楽しむためには、鑑賞以外の楽しみ方を知っておきたいですね。
ここでは、鑑賞以外の楽しめる方法を3つ紹介します。
・レストランで食事をする
・葛西臨海公園に行く
スタッフと会話する
葛西臨海水族園では、毎月第2・第4土曜日の催し物として「スタッフトーク」を開催しています。
葛西臨海水族園で飼育展示している生き物や水族園の仕事など、ふだん聞けない話をスタッフが伝えてくれます。
水族館のスタッフの仕事内容などを知りたい人は、スタッフトークがある日に訪れてみてはいかがでしょうか。
レストランで食事をする
葛西臨海水族園では、セルフサービス式のレストラン「シーウィンド」があります。
営業時間は、10:15~16:30(ラストオーダー)までとなっています。
メニューは、まぐろ丼やマグロカツカレー、パスタ、デザート・ドリンクなどが用意されています。
葛西臨海公園に行く
水族館だけではつまらないという人は、葛西臨海公園に行くことをおすすめします。
葛西臨海水族園は、こじんまりとしていることもあり、水族館だけでは時間を持て余してしまう可能性があります。
芝生広場には、大観覧車がありますし、レストランもあるので食事を楽しむことができます。
葛西海浜公園とも隣接しているので、花や鳥などの自然を楽しんでみましょう。
葛西臨海水族園はつまらないのかについてのまとめ
今回は、葛西臨海水族園がつまらないと言われる理由を解説しました。
イルカショーなどの派手な演出がないことや、展示が少ないこと、混雑するなどがその理由でした。
補修工事も行われており、人気のペンギン展示が中止になっているのも、つまらないと言われる理由と考えられます。
とはいえ、都営ということで安く入場できますし、マグロの回遊など見どころのある水族館です。
葛西臨海公園とセットで行くと、より楽しめるのではないでしょうか。
まだ少し先ですが、2028年には大幅リニューアルも予定されています。
葛西臨海水族園の敷地内に新たな水族園を整備するとのことなので、こちらも楽しみですね。
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