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マリーナベイサンズホテルが傾くという噂は本当?倒壊危険度も解説!

マリーナベイサンズホテルが傾くという噂は本当?倒壊危険度も解説の画像 海外旅行

シンガポールを代表する高級ホテルであるマリーナベイサンズホテル傾くという噂が出ています。

マリーナベイサンズホテルに宿泊してみたいけれど、もしも倒壊したらと不安に感じている人もいるのではないでしょうか。

今回は傾いているという噂があるマリーナベイサンズホテルについて解説していきます。

マリーナベイサンズホテルが傾く設計をした理由や、設計した建築家についても説明していきます。

倒壊危険度が気になる人も、ぜひ目を通してくださいね。

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マリーナベイサンズホテルが傾くという噂の真相

マリーナベイサンズホテルが傾くという噂は本当?倒壊危険度も解説の画像ホテルが完成してから、傾き出したと思っている人もいるかもしれませんが、マリーナベイサンズホテルは意図的に傾いて見えるように設計されています

設計段階から意図的に傾斜がつけられており、建物の最大傾斜角は約52度にもなります。

建築されてから、傾いたというのは真実ではありません。

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マリーナベイサンズホテルが傾く設計をした理由

マリーナベイサンズホテルが傾くという噂は本当?倒壊危険度も解説の画像マリーナベイサンズホテルが傾く設計をした理由は、ホテルの上部にあるスカイパークを強調し、ダイナミックな印象を与えるためだったといわれています。

 

建物の形は漢字の「」に似ていますが、これは良い運気を呼び込むという風水の考え方が取り入れられています。

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マリーナベイサンズホテルが傾く設計をした建築家

マリーナベイサンズホテルが傾くという噂は本当?倒壊危険度も解説の画像マリーナベイサンズホテルは、イスラエル系カナダ系アメリカ人建築家モシェ・サフディ氏によって設計されました。

建築家として有名なことはもちろん、都市計画家・教育者・理論家・作家としても活躍しています。

カナダモントリオールのアビタ67団地の建築家としても知られています。

3つの高層ビルを上部でつなぐことで、積み重ね型の建築デザインを実現し、ホテル内部の動線が効率的になっています。

さらに建物の上部にあるスカイパークは、自然の緑を取り入れた空間で、自然と建築物が調和した設計でもあります。

傾斜した大胆な外観デザインは、シンガポールの都市景観に変化を与えています。

マリーナベイサンズホテル以外の傾きがある建造物との比較

マリーナベイサンズホテルが傾くという噂は本当?倒壊危険度も解説の画像マリーナベイサンズホテル以外にも、有名な傾きがある建造物はいくつか存在します。

ここでは、マリーナベイサンズホテル以外の傾きがある建造物を紹介し、比較していきます。

傾きのある有名な建物には、以下のものがあげられます。

  • ピサの斜塔
  • プエルタ・デ・エウローパ
  • キャピタルゲートビル
  • オリンピックスタジアムの傾斜タワー

まずは、特に有名なピサの斜塔から見ていきましょう。

ピサの斜塔

ピサの斜塔は、世界遺産でもあり、イタリアのピサにある有名な建造物です。

大理石で作られた円柱形の建物は、高さは約56メートルで、8階建ての建物に相当します。

14世紀に建設が始まり、完成までに約177年もの歳月を要しました。

建設中から地盤の弱さのため傾斜が生じ、完成後も傾斜が続いています。

1990年代には傾斜が危険な状態になり一時的に閉鎖されましたが、その後の対策工事により、傾斜は安定化し、2001年に再開されました。

現在の傾斜角は約4度で、世界的に有名な観光スポットとなっています。

プエルタ・デ・エウローパ

プエルタ・デ・エウローパは、スペインの首都マドリードにある有名なツインタワーです。

「ヨーロッパの門」を意味する名称で、マドリードを南北に貫く大通り・カステリャーナ通りに存在します。

1996年に完成した現代的な建築物で、高さ114mの斜めに傾いた2つのタワーから成っています。

2つのタワーは互いに45度の角度で傾いており、傾斜角度は15度と非常に大きなものとなっています。

キャピタルゲートビル

キャピタルゲートビルは、アブダビにある超高層ビルで、高さ160mの35階建ての建物です。

建物は西方向に18度傾いた斜めの設計が特徴的で、2010年にギネス世界記録で「世界一大きく傾いた人工建造物」に認定されました。

こちらのビルも建築後に傾いたのではなく、意図的に18度西に傾けて設計されています。

非常に大胆な設計と外観ですが、建物の内部は水平に保たれており、傾斜は外観のみに見られます。

18階から33階までがハイアットホテルとなっており、傾斜した外観が特徴的な宿泊施設で

観光名所としても人気です。

オリンピックスタジアムの傾斜タワー

モントリオールオリンピックスタジアムは、1976年のモントリオールオリンピックの会場として建設されました。

その中心的な建築物が、高さ164mの傾斜タワーです。

タワーは地上164mの高さがあり、非常に大きな傾斜角度を持っています。

傾斜角度は45度以上にも及び、世界最大の傾斜建築物として知られています。

現在でも、この傾斜タワーはモントリオールの主要な観光スポットの1つです。

マリーナベイサンズホテルは傾いているけど倒壊危険度は?

マリーナベイサンズホテルが傾くという噂は本当?倒壊危険度も解説の画像マリーナベイサンズホテルの傾斜は非常に大胆な設計ですが、倒壊の危険性は極めて低いとされています。

世界には他にも傾斜した建造物がありますが、マリーナベイサンズの傾斜は最大級の部類に入ります。

それでも、設計段階から安全性が十分に考慮されており、構造的にも安定性が確保されています。

屋上のプールが落ちるのではないかという噂もありますが、プールの下には4 箇所ほどつなぎ目があり、すべて独特の可動域を持っています。

プールは、塔の自然な動きに耐えられるように設計されており、将来のことを考え、プールの仕組みの下に500以上のジャッキの足を埋め込むなど、安全性についてもしっかり配慮されています。

さらに、シンガポールは地震の発生が極めて少なく、台風が発生する進路上にないことなど、自然災害の影響を受けにくい国でもあります。

現段階では、大きなトラブルもなく、倒壊の危険性は少ないといえるでしょう。

マリーナベイサンズホテルが倒壊すると言われる理由

マリーナベイサンズホテルが傾くという噂は本当?倒壊危険度も解説の画像

安全性が高いといわれながらも、マリーナベイサンズホテルが倒壊するという噂は後を絶ちません。

ホテルが倒壊するといわれるのには、以下のような理由がありました。

  • 工期が短い
  • 設計が困難
  • 建築した双竜不動産が倒産
  • 韓国ゼネコン関与の建造物で事故多発

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

工期が短い

マリーナベイサンズホテルが倒壊すると噂される理由には、工期の短さがあげられます。

4年ほどが見込まれていた工期でしたが、実際にはわずか2年半程度で完成しています。

このことから、工期を短縮するため、突貫工事を行った可能性がある、そのために建物の構造的な安全性が損なわれた可能性があるのではという心配の声もあります。

設計が困難

マリーナベイサンズホテルは、非常に設計が困難な建物です。

技術力の高さが評判の日本の建設企業でさえ、この難工事を断っていたほど設計が困難であるといわれています。

その難工事を短期間で行ったのは、賞賛すべきことでもありますが、本当に工事は完璧にできたのか、将来的に何らかの問題が起きないかは不安がありますね。

建築した双竜不動産が倒産

マリーナベイサンズホテルの建設を担当した韓国企業の双竜不動産は既に倒産しています。

そのため、メンテナンスの面で懸念があります。

倒産企業による建設物は、将来的な取り壊しのリスクがあることも不安視される理由といえるでしょう。

韓国ゼネコン関与の建造物で事故多発

マリーナベイサンズホテルの建設を担当したのは韓国のゼネコン企業です。

韓国企業の建設物では事故が多発しているという指摘があるということも、倒壊するという噂につながっています。

事故が起きたのは別の建物で、マリーナベイサンズホテルは現状に問題はないものの、不安視している人は少なくありません。

マリーナベイサンズホテルが傾くについてのまとめ

マリーナベイサンズホテルが傾くという噂は本当?倒壊危険度も解説の画像今回は、傾いていると噂のシンガポールの新名所・マリーナベイサンズホテルについて紹介してきました。

マリーナベイサンズホテルが傾くと言われていますが、これは最初から意図的に傾くように設計されています。

安全対策はしっかり行われており、しかもシンガポールは地震や台風の影響を受けにくいことから、倒壊の危険は極めて少ないと考えられています。

倒壊の噂があとを絶たないのには、難しい工事であるにもかかわらず短期間で完成したことや、韓国ゼネコンへの不信感などがあげられます。

マリーナベイサンズホテルは宿泊はもちろん、ショッピングや食事なども楽しめるとても豪華な施設です。

シンガポールを訪れる際は、実物のダイナミックな姿や、充実した施設を楽しんでくださいね。

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