サーフィンを始めたいけれど、ルールがめんどくさいと聞いて躊躇している人もいるのではないでしょうか。
本当にめんどくさいのか、複雑なルールなのか気になりますね。
そこで、今回はサーフィンの決まり事について調べてみました。
技術面での注意点も含めて、初心者にもわかりやすくご紹介します。
めんどくさいと感じたときの対処法を知りたい人も、最後までお付き合いくださいね。
サーフィンのルールがめんどくさいって本当？
サーフィンのルールはめんどくさいと言われています。
とはいえ、決まり事を知らないことでトラブルになる可能性があるので、基本は知っておきたいですね。
覚えておきたいルールは、以下の通りです。
- ワンマン・ウェーブ
- 前乗りは禁止
- 優先はピーク側
- スネークの禁止
- スープに逃げる
- 無理な波に乗らない
これらの行為はマナー違反ですし、危険を伴うので行わないようにしてください。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
ワンマン・ウェーブ
サーフィンのルール1つ目は、ワンマン・ウェーブです。
ワンマン・ウェーブは、ひとつの波に1人しか乗れないという意味を表しています。
波に乗る際の衝突を防ぐための大事な決まりで、波のピーク側が優先です。
他のサーファーの動きや位置をよく観察し、優先権を尊重することが求められます。
誰かがすでに波に乗り始めている場合、その波に後から入ることは避けてください。
前乗りは禁止
サーフィンのルール2つ目は、前乗りは禁止です。
前乗りは、既に波乗り中のサーファーの前に割り込む行為を指します。
波の上ではサーファー同士が近接しているため、前乗りによって危険な状況を引き起こすかもしれません。
他の人が先に波をキャッチしている場合は、その波には乗らないようにしましょう。
周囲の状況をよく観察して、他のサーファーの動きを把握するよう心掛けてください。
優先はピーク側
サーフィンのルール3つ目は、優先はピーク側です。
ピークは波乗りのスタート地点で、波が最も高く崩れる直前のことを指します。
優先権がピーク側にあることは世界共通のルールなので、衝突を回避するためにも必ず覚えておきましょう。
早くテイクオフすれば先に波に乗れるのでわけではなく、あくまでピーク側にいる人が優先であることを意識してください。
スネークの禁止
サーフィンのルール4つ目は、スネークの禁止です。
スネークとは既に波乗りしている人の後ろから波を横切って前に出て、優先権のある人を妨害して波に乗る行為を指します。
波に乗っているサーファーの進行を妨げ事故を引き起こすリスクが高まるので、絶対に行わないでください。
他の人の位置や動きをよく観察し、危険な行動をしないよう心掛けましょう。
スープに逃げる
サーフィンのルール5つ目は、スープに逃げるです。
スープは波が崩れた後に残る泡や水しぶきのことを指します。
波が崩れている状態のスープに逃げれば、接触や進路妨害のリスクを減らすことができるのです。
サーフィンではライディングしている人が優先なのでぶつかりそうになった場合は、ゲッティングアウト中のサーファーがどこかに逃げなくてはなりません。
ライディングができないスープは、波乗り中のサーファーを避けるのに最適な場所といえるでしょう。
ただし、その時の状況に応じて逃げる場所を変えることも大事です。
無理な波に乗らない
サーフィンのルール5つ目は、無理な波に乗らないです。
自分の技術レベルを超えた波に乗ろうとすると、転倒や衝突のリスクが高まります。
大きな波や急激に崩れる波は、サーファーにとって非常に危険です。
特に台風など天候の悪い時は、無理に行わないでください。
天候や潮の満ち引きによって波の状態は変わるため、事前に情報を集めておくことも大切です。
無理に難しい波に挑戦するよりも、適切な波で練習を重ねていきましょう。
サーフィンのルールがめんどくさいと言われる理由
サーフィンのルールがめんどくさいと言われる理由は、地域ごとに文化が異なる点や、ローカルサーファーの存在にもあります。
ローカルサーファーは、特定のビーチやサーフスポットに常にいる地元のサーフィンコミュニティのメンバーのことです。
地元の海に詳しいローカルサーファーは地元ビーチの細かいルールを知っていますが、外部のサーファーはそれを十分理解していません。
気付かないうちにルール違反をすることで誤解や対立が生じやすく、ローカルサーファーが怖い存在になることがあります。
基本的なルールだけではなく、地域によって違うルールに合わせるのはなかなか大変ですね。
サーフィンのルールがめんどくさいと思った時の対処法
サーフィンのルールがめんどくさいと思った時の対処法は、以下の通りです。
- ローカルサーファーを見極める
- 挨拶をする
正しい対処法を知っていれば、ストレスを減らして気分良くサーフィンを楽しめます。
それでは、対処法をひとつずつ見ていきましょう。
ローカルサーファーを見極める
サーフィンのルールがめんどくさいと思った時の対処法1つ目は、ローカルサーファーを見極めるです。
揉め事を避けるなら、なるべくローカルサーファーに近づかないことをおすすめします。
誰がローカルサーファーかがわかれば、無駄な緊張やストレスを軽減できますね。
見極め方のひとつが、技術レベルの高さです。
ローカルサーファーは一般的にそのビーチを熟知しているため技術が高く、波をスムーズに乗りこなします。
誰がローカルサーファーかわからない場合は、近くにいるサーファー同士の会話を聞いてみましょう。
頻繁に来ているような会話であれば、ローカルの可能性は高いといえます。
海に入る前なら、車のナンバープレートで確認することもできますね。
挨拶をする
サーフィンのルールがめんどくさいと思った時の対処法2つ目は、挨拶をするです。
礼儀正しく明るく声を掛ければ、周囲のサーファーとのコミュニケーションが生まれます。
気持ち良く挨拶をすればビーチの雰囲気が和らぎますし、他のサーファーとの良好な関係を築くきっかけにもなりますね。
友好的な態度はサーファー同士の距離感を縮めることになり、誤解や対立を避けることにつながります。
サーフィンのルールがめんどくさいのかについてのまとめ
今回はサーフィンのルールがめんどくさいのかについて解説してきました。
サーフィンには様々なめんどくさいルールがありますが、怪我や衝突を避けるのに欠かせないものです。
基本的なルールを理解し、安全にサーフィンを楽しんでください。
また、ローカルサーファーやビーチ独自のマナーや決まり事も、少し面倒に感じるかもしれません。
それでも、ルールを守り挨拶を交わすことでコミュニケーションが促進され、周囲と良好な関係を築くことができます。
サーフィンを最大限に楽しめるよう、ルールを尊重し柔軟に対応することを心がけてくださいね。
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