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飛行機の領収書でキャンセルはばれる?リスクや注意点など徹底解説!

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会社の出張で飛行機を利用する際、領収書を発行した後にキャンセルしてより安い便に変えて、差額をもらってもばれることはないのでは?と思ったことがある人もいると思います。

実際に飛行機を利用しているのだし、出張先ならばれないだろうと思ってしまいがちですが、これには危険な落とし穴があります。

この記事では、飛行機の領収書を発行した後にキャンセルしたらばれるのか?ばれたらどうなるのか?についてご説明していきます。

思っていたより重大なことになってしまった…と後悔しないために、しっかり確認しておきましょう。

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飛行機の領収書でキャンセルはばれないがリスクが高い

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飛行機の領収書を発行し、その後キャンセルをしてもばれる可能性は低いですがリスクが高いです。

会社の出張などでいったん飛行機の領収書を発行し、その後キャンセルしてより安い便を予約したり、飛行機に乗ること自体をキャンセルすることはいわゆる「カラ出張」と呼ばれます。

これがばれて「飛行機費用の不正受給」とみなされると、会社から差額の返金を求められたり、減給・降格・懲戒処分になることもあります。

領収書自体に実際に飛行機に乗ったかの履歴は記載されないのでばれる可能性は低いですが、税務上のリスクがかなり高いのでおすすめできません

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飛行機の領収書でキャンセルがばれるとどうなる?

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飛行機の領収書でキャンセルがばれると、返金や懲戒処分だけでなく刑事罰に問われる可能性があります

領収書の虚偽申告では、主に

  • 横領罪
  • 詐欺罪

が成立するケースが多いです。

それぞれのケースについて詳しくご説明していきます。

横領罪

飛行機の領収書を発行しキャンセルしたにも関わらず、その飛行機に乗ったことにして会社に申告すると横領罪にあたります。

領収書のキャンセル自体に問題はありませんが、実際にかかった交通費が会社に申告した交通費より安かったにも関わらずその差額を受け取ってしまうと横領罪が成立します

また移動時間によって会社から手当が支給される場合、飛行機のキャンセル・再予約で申告した飛行機より移動時間が長くなった場合はその手当も不正受給したことになってしまいます。

実際に飛行機に乗っていたとしても、キャンセルした領収書とは異なる飛行機に乗って費用を計上すると横領罪が成立してしまうので注意しましょう。

詐欺罪

飛行機の領収書を発行しキャンセルし、その飛行機に乗ったことにして会社に申告することは詐欺罪にも該当します。

実際に乗っていない飛行機の領収書を提出することは虚偽の書類を利用したことになってしまいます。

また横領罪と同じく、不正に金銭を受け取ってしまうと「嘘をついてお金をもらった」ということになるので詐欺罪が成立します

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領収書のある飛行機をキャンセルする時の注意点

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領収書のある飛行機をキャンセルする場合の注意点は、

  • 会社に事前に申告する
  • キャンセル後は領収書を破棄する

の2つです。

「そんなつもりはなかったのに不正を疑われてしまった…」ということがないように、こちらをチェックして正しく対応しましょう。

会社に事前に申告する

飛行機の領収書を発行した後にキャンセルし、別の飛行機や交通手段で移動する場合は会社に事前に報告しましょう

事前に報告すれば、経理部など担当の部署が正しい再申告のやり方や計上の仕方を指示してくれます。

経費の正しい申告は税務上重要で、会社自体の信用にかかわる問題です

飛行機の領収書を発行した後にキャンセルする場合は、必ず事前に申告してください。

キャンセル後は領収書を破棄する

飛行機の領収書を発行した後にキャンセルした場合は、キャンセルした便の領収書は破棄するようにしましょう

キャンセルした領収書は実際に発生していない費用になるため、今後必要になることはありません。

またキャンセル前の領収書を保管していると、誤って経費の申告時にその領収書を提出してしまう可能性もあります。

飛行機の領収書を発行した後にキャンセルした場合は正しい方法で破棄し、混乱しないようにしましょう。

取引手数料の領収書を発行する

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飛行機の領収書を発行した後にキャンセルしたら、取引手数料の領収書を発行しましょう

取引手数料とは、キャンセルや払い戻しにかかった費用のことです。

この取引手数料の領収書を発行し、会社に申告することでキャンセル費用も会社が負担してくれます

飛行機の領収書を発行した後にキャンセルした場合は取引手数料の領収書の発行も忘れずに行いましょう。

飛行機の領収書でキャンセルはばれるのかに関するよくある質問

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ここまで飛行機の領収書でキャンセルしたらばれるのかについてご説明しました。

ここではさらに、よくある質問の

  • 新幹線の場合はばれる?
  • ホテルの場合はばれる?

の2つについてご説明していきます。

新幹線の場合はばれる?

新幹線の場合も、領収書の発行後にキャンセルしてもばれる可能性は低いです。

切符のキャンセルを行うと切符は回収されますが、領収書は回収されません。

またJRは毎日多くの切符を取り扱っているため、個々の案件についてキャンセルがなされたかどうか調べるのは難しいです。

しかし、WEB予約の場合は履歴が残りますし、何らかのトラブルが発生した際にばれる可能性も十分にありえます。

領収書の発行後に新幹線をキャンセルした場合も、正しい領収書で申告するようにしましょう

ホテルの場合はばれる?

ホテルの場合も、飛行機や新幹線同様領収書の発行後にキャンセルするとばれる可能性は低いです

しかし、会社側が不審に思ってホテルに問い合わせた場合はばれるかもしれません。

また会社が気が付かなくても税務調査の際に不審に思われた場合、税務当局はホテルに問い合わせをすることができます

ホテルの領収書の発行後のキャンセルも例外なく詐欺罪や横領罪の対象になりますので、不正な申告はやめましょう。

飛行機の領収書でキャンセルはばれるのかについてのまとめ

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この記事では飛行機の領収書の発行後にキャンセルしたらばれるのか?についてご説明しました。

結論、ばれる可能性は低いですが、ばれた時のリスクが高いのでおすすめできません

返金や減給・降格など会社内の問題だけでなく、横領罪詐欺罪など社会的な責任を負うことになる可能性も十分にあり得ます。

また新幹線やホテルの場合も同様に、領収書の発行後にキャンセルした場合は正しい領収書で正しく申告する必要があります

経費の不正は会社の社会的な信用にもかかわるので、必ず正しい領収書で申告するようにしましょう。

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