潮干狩りは専用の道具や資格、技術もいらない誰でも気軽に楽しめるレジャーです。
がっつり採りたい方、宝さがし感覚でワイワイ楽しみたい方など、人それぞれの楽しみ方がありますよね。
全国各地におすすめスポットがあるので、今回は三重県の潮干狩りの穴場を紹介したいと思います。
三重県の潮干狩りはメジャーな場所よりも穴場の方が面白い、たくさん採れると言われているんです。
そこで三重県の潮干狩りの穴場はどこなのか、禁止の場所についても調べてみました。
潮干狩りができる三重の無料の人気穴場スポット8選!
三重県の貝は加工品を含めると全国10以内に入り、初心者でも簡単に採れると言われています。
三重県はアサリがたくさん採れるだけあって、無料の潮干狩りスポットがある事でも有名なんです。
そこで潮干狩りができる三重の無料の人気穴場スポット8選を紹介していきます。
御殿場海岸
御殿場海岸(ごてんばかいがん)は津市にあり、三重県の無料の潮干狩り場の中でも一番有名な場所です。
遠浅で海が穏やかなのでお子様連れでも安心して楽しめます。
トイレや無料駐車場が何か所かあって、海の家もあるのでとても便利です。
御殿場海岸は1年中解放されているので、混雑が嫌という方は夏くらいに行くのがおすすめで、春頃小さかったアサリが大きくなっています。
持って帰る際には真水で洗う事、砂抜き用の海水をペットボトルなどに入れて持ち帰る事を忘れないようにして下さい。
住所:三重県津市藤方
アクセス:南が丘駅より徒歩33分
香良洲海岸(からす)
香良洲海岸(からすかいがん)は、潮干狩りできるエリアが全長2㎞近くある事から毎年大勢の人で賑わいますが、それでも十分貝が採れます。
香良洲海岸は水難事故が極端に少ない事で有名な場所らしく、地元の保育園や幼稚園の子供たちもよく行くそうです。
9月頃まで混む事も多いのですが、この時期になるとアサリも大きな物が採れると言われています。
住所:三重県津市香良洲町
アクセス:高茶屋駅より車で10分
松名瀬海岸
今年の潮干狩りは、漁協により資源回復中のアサリ等がまだ不十分という事で、松坂沿岸の潮干狩りが全面禁止となっています。
参考までに海水浴場は楽しめるのでそちらを楽しむのもいいかもしれません。
伊勢湾に面した遠浅で波が穏やかな海水浴場です。
高松海岸
高松海岸は無暗に海洋植物を捕らないようにという注意事項があります。
トイレと駐車場は高松海岸堤防沿いにあり、7時から18時まで無料で開放されています。
採れる貝はマテ貝やバカ貝ですが、その年の水温によってはハマグリが採れる事もあるそうです。
ただし工業地帯の近くにあるので時期によっては毒貝に当たる可能性があるそうなので、行く前に三重県の水産振興課が発表している情報の確認をおすすめします。
住所:三重県三重郡川越町高松
アクセス:川越富洲原駅より徒歩25分
向井黒の浜海岸
向井黒の浜海岸は1年中解放されている潮干狩りスポットなので、採りたい貝に合わせて潮干狩りに行く時期を変える事ができます。
潮干狩りにおすすめのシーズンは6月頃で、この時期のハマグリは産卵なので太っていることが多く、運が良いと5cm以上のハマグリが採れるそうです。
ハマグリを狙いたい方は行ってみても良いのではないでしょうか。
住所:三重県尾鷲市向井
アクセス:大曽根浦駅より徒歩21分
箕田海岸
箕田海岸(みのたかいがん)に潮干狩りは、1時間あればボール1杯分くらいのアサリとシジミが採れます。
トイレと駐車場は箕田公園にある35区画の平面駐車場が無料で使えるようですが、もし混んでいたらスペースECO 伊勢若松駅前に行くのがおすすめです。
ただし、毒貝の情報などがあるので三重県の水産基盤整備課の情報公開をチェックして下さい。
住所:三重県鈴鹿市下箕田2丁目31
アクセス:箕田駅より徒歩13分
吉崎海岸
吉崎海岸は引き潮時でも水位が30㎝位あることも多いそうで、さらに深い場所だと大きな石が転がっているのでハイカットの作業靴を履くのがおすすめです。
吉崎海岸はアサリとバカ貝が採れるので一番動きが活発になる8月上旬の潮干狩りがおすすめで、時期によっては最高気温が30℃を超える事もあります。
降雨量も少ない為、天候を気にせず潮干狩りができるうえに採れるアサリも大きくて運が良いと4㎝以上のアサリも採れるようです。
住所:三重県四日市市塩浜2926-2
アクセス:北楠駅より徒歩15分
大淀西海岸ムーンビーチ
大淀西海岸ムーンビーチはバカ貝がたくさん採れる潮干狩りスポットで、大きさは4cm以上あるものが多いと言われています。
干潮時は適当に探すだけで相当採れる事もあるらしく、今まであまり採れなかったという方も満足できそうです。
さらに採れた貝は近くのキャンプ場で調理して食べられます。
住所:三重県多気市明和町大淀2943-11
アクセス:明星駅より車で13分
潮干狩りが三重県で禁止の場所は?
三重県には伊勢湾をはじめキレイな海岸線が有名で、なおかつ潮干狩りを楽しめる場所もたくさんあります。
そんな三重県ですが、潮干狩りが禁止されている場所もあるのでそちらも紹介していきます。
松阪市沿岸
漁協により資源回復中のアサリ等がまだ不十分という事で、松坂沿岸の潮干狩りが全面禁止となっています。
松阪沿岸における潮干狩りの全面禁止について 2022年2月16日更新
松阪沿岸のアサリ等貝類について、漁協を中心とした資源回復への取組を行っていますが、漁獲に結びつかない厳しい状況が続いています。 そこで、資源保護の観点から令和3年1月1日より一般の方の潮干狩りを全面禁止とさせていただいております。 皆さまのご理解、ご協力をお願いします。 なお、アサリ、ハマグリなど、漁業権対象種となっている貝類を、一般の方が採捕されると、漁業権第195条「漁業権の侵害」に該当し、100万円以下の罰金が科される場合があります。
2017年より保護区に指定され潮干狩りは禁止となっています。
五主海岸
五主海岸も上記と同じように潮干狩りは中止となっています。
海水浴は楽しめるようなので、そちらで楽しむのもいいかもしれません。
潮干狩りができる三重の穴場スポットの潮見表を紹介
潮干狩りができる三重の穴場スポットの潮見表を紹介していきます。
潮見表とはあらかじめ推算された各地の潮汐をまとめたものを指します。
満潮と干潮の時間や潮周り、基準面から測った海面の高さ(潮高・潮位)などが書いてあります。
三重県の潮干狩りの潮見表はこちらからチェックできます。
潮干狩りに行く際は潮見表を見て潮干狩りに適した日や時間を見極める事も大切なので、チェックしてみて下さいね。
潮干狩りができる三重県の穴場スポット8選についてのまとめ
今回は三重県の潮干狩りの穴場を調べてみました。
三重県の潮干狩りは穴場が多いと言われていて、毎年楽しみにしている方も多いようです。
TVなどでも紹介されてさらに有名になったとも言われています。
場所によってはかなり採れるところもあるようなので、事前に潮見表をチェックするのが重要かもしれません。
ただしここ何年かはアサリが採れにくい海岸も増えてきていると言われていますが、マテ貝が採れるスポットはまだたくさんあるので大丈夫だと思われます。
ぜひ三重県の潮干狩りの穴場を見つけて、潮干狩りを堪能して下さいね。
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