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岸和田だんじり祭りの死亡事故について解説!なくならないのはなぜ?

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岸和田だんじり祭りは全国的に知られているお祭りですが、死亡事故が多いことでも有名です。

楽しいはずのお祭りで死亡事故が起こるなんて、ショッキングな話ですよね。

しかし、死亡事故が起きているにも関わらず、お祭りが今も続いているのはなぜなのでしょうか?

この記事では、これまで岸和田だんじり祭りで起きた死亡事故の件数や内容と、お祭りがなくならない理由などをまとめました。

死亡事故が多い岸和田だんじり祭りはなぜなくならないの?と疑問に思っている人は、ぜひ最後までご覧ください。

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岸和田だんじり祭りの死亡事故の件数

岸和田だんじり祭りの死亡事故件数は4件です。

ただ、調査対象にしたのは2000年代に入ってからの死亡事故件数なので、90年代以前まで遡ると4件以上になる可能性があります。

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岸和田だんじり祭りで過去に起きた死亡事故

岸和田だんじり祭りで過去に起きた死亡事故の詳細は次の通りです。

発生日時 場所 事故内容
2023年10月9日 大阪府岸和田市 だんじりとガードレールの間に挟まった52歳男性が死亡
2016年4月17日 大阪府岸和田市 だんじりとガードレールの間に挟まった39歳男性が死亡
2002年9月13日 大阪府岸和田市 だんじりとフェンスの間に挟まった男性が死亡
2002年8月30日 大阪府岸和田市 だんじりから転落した男性が死亡

岸和田で起きた死亡事故で亡くなっているのは参加者で、だんじりとガードレールなど防護柵の間に挟まれたことが原因となっています。

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岸和田以外で起きただんじり祭りの死亡事故一覧

だんじりによる死亡事故は、岸和田以外の地域でも起きています。

過去に起きた死亡事故は次の通りです。

発生日時 場所 事故内容
2023年10月8日 大阪府大阪市 だんじりとガードレールの間に挟まった52歳男性が死亡
2023年10月20日 岡山県真庭市 2基のだんじりに挟まった23歳の男性が死亡
2022年10月14日 愛知県富田林市 だんじりの下敷になった52歳男性が死亡
2022年10月15日 愛知県豊田市 だんじりに轢かれた48歳男性が死亡
2019年8月2日 兵庫県尼崎市 だんじりの下敷になった37歳男性が死亡
2016年10月9日 大阪府忠岡町 だんじりとガードレールの間に挟まった40歳男性が死亡
2015年10月10日 大阪府泉佐野市 10メートルほど引きずられた41歳男性が死亡
2015年9月13日 兵庫県淡路市 だんじりの下敷になった49歳男性が死亡
2014年10月5日 兵庫県三田市 だんじりが手水舎に衝突し、崩落した屋根の下敷になった見物客の47歳女性が死亡
2013年4月7日 兵庫県南あわじ市 だんじりに轢かれた中学2年男子が死亡
2010年10月10日 大阪府泉大津市 2基のだんじりに挟まった52歳の男性が死亡
2007年10月18日 兵庫県宝塚市 だんじりに轢かれた飛び入り参加者の男性が死亡
2006年10月7日 大阪府忠岡町 だんじりと塀の間に挟まった男性が死亡
2006年9月24日 大阪府堺市 だんじりから転落した男性が死亡
2004年8月2日 兵庫県尼崎市 2基のだんじりに挟まった男性が死亡
2003年8月2日 兵庫県尼崎市 だんじりに轢かれた男子高校生が死亡
2002年10月20日 大阪府大阪市城 だんじりの下敷になった男性が死亡
2002年10月17日 岡山県鏡野町 だんじりに轢かれた小学2年男子が死亡
2002年10月6日 大阪府堺市 だんじりの下敷になった男性が死亡

2023年10月8日の件については、当時の様子を収めた死亡事故動画も出回っています。

また、信じがたいことに岸和田以外の地域では子供が亡くなった事故もありました。

いくら伝統のお祭りとはいえ、死亡事故が起こる可能性のあるだんじりに子供が参加するというのは危険ですよね。

見物客や飛び入り参加者の死亡事故もありましたが、だんじりはなくならずに続いています。

岸和田だんじり祭りで死亡事故が出た場合の補償

岸和田だんじり祭りでは、死亡事故が出た場合に備えてだんじり専用の保険に加入しています。

だんじり保険には次の2種類があり、補償対象も別々です。

【対人対物保険】見物客や建物が対象
【曳行保険】だんじり参加者が対象
しかし、だんじり祭りの実行委員会や地域の寄付だけでは、保険料をまかなえない所も少なくないようです。
クラウドファンディングで資金を集めている地域もありますが、目標額が集まらない場合はどうなるのか明確ではありません

岸和田だんじり祭りで死亡事故が出るのになくならない理由

岸和田だんじり祭りで死亡事故が出るのになくならない主な理由は、次の2つです。

  1. 伝統行事だから
  2. 地元民に愛されているから

具体的にはどういうことなのか、1つずつ掘り下げて見ていきましょう。

伝統行事だから

岸和田だんじり祭りで死亡事故が出るのになくならない1つ目の理由は、伝統行事だからです。

江戸時代から行われてきた歴史あるお祭りなので、子供の頃からあるのが当たり前という人が多くいます。

受け継がれてきた伝統を守りたいという強い気持ちが地域に根強く残っているため、だんじりをなくそうとはなりません。

地元民に愛されているから

岸和田だんじり祭りで死亡事故が出るのになくならない2つ目の理由は、地元民に愛されているからです。

参加者には子供の頃からだんじりに憧れていた人が多く、一大イベントとして楽しみにしている地元民も多くいます。

たとえ死亡事故が起きても地元民の意見は強く、だんじりをなくすという流れにはなりません。

岸和田だんじり祭りに対する地元民の声

岸和田だんじり祭りに対する地元民の声にはどのような内容が多いのか、賛成と反対に分けて調査しました。

賛成の声

岸和田だんじり祭りに賛成する地元民の意見には、次のような声がありました。

  • 荒々しいけど楽しい
  • 本当に楽しみ
  • 休みとって何よりも優先して参加します

賛成派の声からは、心からだんじりが好きで楽しんでいるということが伝わってきますね。

反対の声

一方で、岸和田だんじり祭りに反対する地元民の意見には次のような声がありました。

  • だんじりの寄合うるさい
  • 地元岸和田ってだけでだんじり好きやろって言われるの腹立たしい
  • 仕事行くの支障でまくるから本当辛い

岸和田が地元でもだんじりが嫌いな人はいて、祭りによる騒音や交通規制にストレスを感じているケースが多いようです。

岸和田だんじり祭りで死亡事故を減らす工夫

岸和田だんじり祭りで死亡事故を減らすためには、次に挙げる2つの工夫が必要です。

  1. 法的な責任を課す
  2. 速度と道幅を調整する

具体的な方法を見ていきましょう。

法的な責任を課す

岸和田だんじり祭りで死亡事故を減らす工夫の1つ目は、法的な責任を課すことです。

死亡事故の主な原因はだんじりの操作など人的なものなので、過失責任が生じます。

実際に、過去の死亡事故では刑事裁判が行われ、だんじりを運行していた責任者に業務上過失致死傷罪の判決が出たケースがありました。

岸和田だんじりは神事だからとううやむやにせず、死亡事故が起きた場合は法的な責任を課すことで事故を減らせると考えられます。

速度と道幅を調整する

岸和田だんじり祭りで死亡事故を減らす工夫の2つ目は、速度と道端を調整することです。

だんじりは人が曳くため速度は5キロほどですが、角を曲がるときもスピードを落としません。

速度を保ったままでだんじりをコントロールするのはとても難しいため、曲がり角でバランスを崩してしまいます。

曲がり角での死亡事故は非常に多いので、直前に速度を落とすだけでも事故は減るでしょう。

また、だんじりを曳くルートの道幅を調整するということも重要です。

岸和田だんじり祭りでは狭い路地を移動するため、転倒した場合の逃げ道がありません

だんじりとガードレールに挟まれて亡くなる人がいるのは、道の狭さが原因というわけです。

道幅に余裕がある道をルートにすれば、万一のときでも逃げ場があるので死亡事故が起きる確率はグンと減ると考えられます。

岸和田だんじり祭りの死亡事故についてのまとめ

今回は、岸和田だんじり祭りの死亡事故についてご紹介いたしました。

岸和田だんじり祭りでの死亡事故件数は4件でしたが、他の地域では死亡事故が多発しています。

亡くなった人の中には小学生から高校生までの子供も含まれていて、胸が痛くなった人もいたのではないでしょうか。

死亡事故があっても岸和田だんじり祭りがなくならない理由には伝統行事だからという意見がありました。

伝統行事を守っていくためにも、速度や道幅を調整するなどの工夫が必要そうですね。

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