旅行前のパッキングで、荷物を上手く収納できないとお悩みではありませんか?
いざ荷造りに取り掛かっても、荷物が多くて収納できないと困っている人も多いでしょう。
適当に詰めると必要な物を探し出すのに余計な時間がかかるため、ストレスを感じますよね。
そこで、この記事ではパッキングのコツや、荷物を軽くする方法をご紹介いたします。
パッキングに役立つ便利グッズもご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
パッキングのコツ基本編
パッキングのコツには基本があります。
基本となるのは以下の4つです。
- 使用頻度に合わせて配置
- スペースに余裕をもつ
- 余分な荷物は詰めない
- 小分けにして詰める
それでは、1つずつ見ていきましょう。
使用頻度に合わせて配置
パッキングのコツの基本1つ目は、使用頻度に合わせて配置するです。
着替えやスキンケアグッズなどは夜や翌日に使うものなので、使用頻度が低いものに分類されます。
日中は取り出すことがないので、一番下に収納しましょう。
反対に、スマホの充電器や予備の常備薬などは使用頻度が高いものに分類されます。
宿に到着したらすぐに取り出せるように、一番上に収納するのがベストです。
旅行へ持って行くバッグが1つであれば、貴重品や羽織ものなどを一番上に収納しましょう。
使用頻度に合わせて配置することで、荷物が取り出しやすくなります。
スペースに余裕をもつ
パッキングのコツの基本2つ目は、スペースに余裕をもつです。
旅行帰りにはお土産などで荷物が増える可能性があります。
最初からぎゅうぎゅうに荷物を詰めてしまうと、物が増えても収納できません。
後のことを考えて、荷物全体の2~3割ほどスペースを空けておきましょう。
余分な荷物は詰めない
パッキングのコツの基本3つ目は、余分な荷物は詰めないです。
本当に必要な物を考えて荷造りし、不要な物で荷物があふれないようにします。
予備の着替えや履き替え用の靴など、もしかしたら使うかもという物は省いても問題ありません。
あれもこれもと詰めこまず、必要最低限の荷物で出かけましょう。
小分けにして詰める
パッキングのコツの基本4つ目は、小分けにして詰めるです。
小分けにして詰めることで隙間が生まれるため、空いたスペースに他の荷物を収納できます。
例えば衣類は1日ごとに分け、スキンケア用品と化粧品を分けると、出し入れがスムーズになるのでおすすめです。
サイズ違いのトラベルポーチなどを活用し、小分けにして詰めましょう。
パッキングのコツをパターン別に解説
パッキングのコツをパターン別に解説します。
荷物の収納は、スーツケースへのパッキングと衣類のパッキングの仕方が重要です。
スーツケースは下の方に重圧がかかるので、工夫して収納しなければなりません。
衣類は最もかさばる荷物なので、上手にパッキングすればスペースに余裕が生まれます。
それでは、1つずつ見ていきましょう。
スーツケースでのパッキングのコツ
スーツケースでのパッキングのコツは、以下の3つです。
- ポケットに入れる
- 重いものは下に詰める
- 壊れやすいものは包む
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ポケットに入れる
スーツケースでのパッキングのコツ1つ目は、ポケットに入れるです。
スーツケース内のポケットであれば、バラバラにならず、見つけやすくなります。
常備薬やスマホの充電器など細かいものは、ポケットに入れて取り出しやすくしましょう。
ポケットに入れることで、スーツケース内での紛失を防げます。
重いものは下に詰める
スーツケースでのパッキングのコツ2つ目は、重いものは下に詰めるです。
重いものを下に詰めることで、重心が安定し、移動も楽になります。
本や靴など重いものはスーツケースの車輪がある下側に、薄手の衣類など軽いものは持ち手がある上側に詰めるのがおすすめです。
重いものを下に詰め、スーツケース内で荷物がつぶれないようにしましょう。
壊れやすいものは包む
スーツケースでのパッキングのコツ3つ目は、壊れやすいものは包むです。
移動中の振動で中身がぶつかり合い壊れてしまうこともあるので、包んで保護する必要があります。
ドライヤーなどの小型家電や瓶などの割れ物は、あらかじめ緩衝材やタオルで包んおきましょう。
着替え用の衣類を緩衝材代わりにすれば、余計な荷物が増えずに済むのでおすすめです。
衣類のパッキングのコツ
衣類のパッキングのコツは、以下の3つです。
- 薄くたたんで重ねる
- 圧縮する
- インナーや靴下をまとめる
それでは、1つずつ見ていきましょう。
薄くたたんで重ねる
衣類のパッキングのコツ1つ目は、薄くたたんで重ねるです。
薄くたたむとかさばらないため、スペースを無駄遣いせずに済みます。
できるだけたたむ回数を減らし、大きく薄くたたみましょう。
トップスとボトムスをセットにして重ねると、あらかじめコーディネートも考えておけるのでおすすめです。
薄くたたんで重ねて、隙間なく詰めていきましょう。
圧縮する
衣類のパッキングのコツ2つ目は、圧縮するです。
荷物の中で最もかさばる衣類を圧縮すれば、大幅に収納スペースが生まれます。
かさばるトレーナーやニットなどの厚手の衣類の他、シワを気にしないものは圧縮しましょう。
衣類の圧縮は手間もかからないので、厚手の衣類が多い冬はとくにおすすめです。
インナーや靴下をまとめる
衣類のパッキングのコツ3つ目は、インナーや靴下をまとめるです。
インナーや靴下は、衣類のようにたためないものが多いため、分けてまとめておきます。
下着は見えないように、通気性の良いメッシュ素材のインナーポーチに詰め、靴下は丸めるか小さくたたみましょう。
インナーや靴下をまとめておけば、着替えの時にもわかりやすく便利です。
パッキングのコツをシーン別に解説
パッキングのコツをシーン別に解説します。
以下3つのシーンでは目的が異なるため、パッキングにも工夫が必要です。
- 登山の場合
- 旅行帰りの場合
- 留学の場合
それでは、1つずつ見ていきましょう。
登山の場合
シーン別のパッキングのコツ1つ目は、登山の場合です。
登山のパッキングでは、重さを感じにくい配置で荷物を詰める必要があります。
外側に飲料水など重たいものを詰めると、重心が安定しません。
重いものは背中側に入れて、外側へいくほど軽いものを入れるようにしましょう。
また、使用頻度に合わせて雨具や地図などよく使うものほど上に、着替えや就寝時のみ使う寝袋などは下に詰めます。
バランスよく詰めることで重みを感じづらく歩きやすくなり、体力の温存にもつながるでしょう。
旅行帰りの場合
シーン別のパッキングのコツ2つ目は、旅行帰りの場合です。
旅行帰りは荷物が増えるため、収納を工夫しないとスーツケースやリュックに入りきらない場合があります。
予定以上に荷物が増えた時のことを考えて、エコバッグなどのサブバッグを用意しておきましょう。
お土産はかさばるため、すぐに渡す物以外は宅急便で送ってしまうのも1つの手です。
また、洗濯物は汚れものと色柄ものに分けておくと帰宅後の洗濯が楽になります。
ネットや袋に分けて、荷ほどきをしたらそのまま洗濯機へ放り込めるようにしましょう。
旅行帰りは疲れているので、できるだけ荷物を減らし、片付けが楽になるようにするのがおすすめです。
留学の場合
シーン別のパッキングのコツ3つ目は、留学の場合です。
留学では長期の滞在が予想されますので、遅くとも1か月前からパッキングの準備をはじめましょう。
持ち物リストを作成しておけば、余計なものを持っていかずに済みます。
留学だと日本食を持っていきたいところですが、国によっては持ち込み禁止の場合があるので注意が必要です。
禁止になっているものを持ち込んでしまうと入国審査で引っかかる恐れがあるため、必ず事前にチェックしておきましょう。
パッキングに便利な荷物を軽くする方法
パッキングに便利な荷物を軽くする方法は以下の3つです。
- 旅先で洗濯する
- 使い捨てアイテムを持っていく
- アメニティを確認しておく
パッキングでは荷物を減らす工夫も欠かせません。
それでは、荷物を軽くする方法を1つずつ見ていきましょう。
旅先で洗濯する
パッキングに便利な荷物を軽くする方法1つ目は、旅先で洗濯するです。
旅先で洗濯できれば、持って行く衣類が少なくなり荷物を減らせます。
ホテルや旅館はコインランドリーを設置している施設が多いので、事前にチェックしておきましょう。
洗濯物の量が少なければ、部屋で手洗いするのもおすすめです。
以下のアタックどこでも袋でお洗たくは、袋に衣類を入れるだけで洗濯できるので洗う場所を選びません。
洋服やタオルはコインランドリーを利用して、下着や汚れものは部屋で洗濯するなど使い分けるのもおすすめです。
また、手洗いする場合は干すものも持って行きましょう。
以下の商品のように、ピンチ付きのハンガーで洗濯ロープがセットになっているものがおすすめです。
折りたたみ式のハンガーでコンパクトに持ち運べて便利です。
使い捨てアイテムを持っていく
パッキングに便利な荷物を軽くする方法2つ目は、使い捨てアイテムを持っていくです。
使い捨てなら持ち帰る必要がないので、無理なく荷物を減らせます。
スキンケア用品やシャンプーなどは以下のように使い切りの商品がおすすめです。
夜と朝の2回分にヘアゴムもついているので、洗顔時に髪をまとめるのにも便利です。
シャンプーやトリートメントは容器タイプだと漏れる恐れがあるので、以下のように1回分になっているものが良いでしょう。
備え付けのシャンプーやトリートメントは髪がギシギシしてしまうことが多いので、念の為持って行くと安心です。
アメニティを確認しておく
パッキングに便利な荷物を軽くする方法3つ目は、アメニティを確認しておくです。
ほとんどの宿泊施設ではアメニティが常備されているので、持って行く必要がない物があるかもしれません。
歯ブラシやシャンプーなどは部屋や浴場にあるはずなので、事前にチェックしておきましょう。
また、施設によっては子供用の歯ブラシやパジャマなどを用意してくれるサービスを行っています。
子供用のアメニティは事前の申し出が必要な場合があるので、予約時の確認が必須です。
備え付けのもので対応できれば、持ち込む荷物を減らせますね。
パッキングに役立つ便利グッズ
パッキングに役立つ便利グッズは以下の3つです。
- ランドリーネット
- ジッパー付きの袋
- 衣類用圧縮袋
洗濯や収納に役立つものがあれば、スペースに余裕が生まれます。
具体的な使い方と一緒に見ていきましょう。
ランドリーネット
パッキングに役立つ便利グッズ1つ目は、ランドリーネットです。
旅行先で着た衣類を詰めれば、帰宅後の洗濯も楽になります。
以下の商品のように、色々な種類があると使い分けができて便利です。
インナー用の型崩れ防止できるもの、目の粗いもの、目の細かいものなど、用途に合わせて選びましょう。
ジッパー付きの袋
パッキングに役立つ便利グッズ2つ目は、ジッパー付きの袋です。
IKEAのジッパー付きの袋は密閉性が高く丈夫なので、様々な使い方ができます。
サイズも豊富なので、洋服やインナーのパッキングに大変便利です。
スキンケア用品やお菓子などの細かいものを入れたり、オムツポーチ代わりに使用するのもおすすめです。
衣類用圧縮袋
パッキングに役立つ便利グッズ3つ目は、衣類用圧縮袋です。
かさばる衣類を圧縮することで、荷物のかさを減らせます。
以下の商品のように下から丸めるだけで圧縮できるタイプなら、掃除機を使う必要がありません。
圧縮袋は数着まとめることができるので、衣類が多い場合はぜひ活用してくださいね。
パッキングするならスーツケースとリュックどっちが良い?
パッキングするならスーツケースとリュックどちらが良いのか、一概には言えません。
どこへ行くのか、荷物の量はどれくらいか、などで選ぶ基準が変わってくるからです。
それぞれのメリットとデメリットをご紹介するので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
それでは、比較していきましょう。
スーツケースのメリットとデメリット
スーツケースのメリットとデメリットをご紹介します。
メリットは以下の4つです。
- キャスター付きで移動しやすい
- 常に荷物を持たなくてもよい
- 休憩しやすい
- 詰められる容量が多い
スーツケースは大容量なので、連泊する場合におすすめです。
大きさによっては数人分の荷物を収納できるので、家族旅行にも適しています。
移動が多い場合や小さな子供がいる場合は、キャスター付きのスーツケースが楽でしょう。
続いて、デメリットは以下の3つです。
- すぐに荷物を取り出せない
- 階段や舗装されていない道は運びづらい
- 持ち上げるのが大変
スーツケースは横にしないと開けられないため、荷物の出し入れが多い場合はおすすめできません。
また、砂利道などのデコボコした道はキャスター移動に向いていないため、中身が大きく揺れてしまいます。
荷物棚へ持ち上げる時など、力が必要な場面も出てきますので注意しましょう。
リュックのメリットとデメリット
次に、リュックのメリットとデメリットをご紹介します。
リュックのメリットは以下の3つです。
- 背負うので両手が空く
- 移動が楽
- 階段をのぼりやすい
リュックは背負えば両手が空くので、日帰りやアウトドアなど、険しい道を歩く時におすすめです。
荷物が少ないのであれば、リュックの方が身軽に移動できます。
リュックのデメリットは以下の3つです。
- 肩や腰が痛くなる
- 容量が少ない
- 下のもの取り出すのに手間がかかる
リュックは肩や腰に負担がかかるため、長時間の移動には適していません。
また、容量も少ないので、荷物が多い場合は避けた方が良いでしょう。
パッキングのコツについてのまとめ
今回はパッキングのコツについて解説いたしました。
パッキングのコツの基本は以下の通りです。
- 使用頻度に合わせて配置
- スペースに余裕をもつ
- 余分な荷物は詰めない
- 小分けにして詰める
スーツケースでは荷物の大きさや重さや種類を考えて配置し、衣類の場合はコンパクトな収納を心がけましょう。
パッキングのコツはシーンによっても変わるので、ケースバイケースで収納するのがポイントです。
圧縮袋などの便利グッズを上手に使って、快適な旅にしてくださいね。
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