SUP(スタンドアップパドルボード)は、どこでも勝手にやっていいのか、ルールはあるのかなどについて気になりますよね。
SUPは手軽に始められると人気のウォータースポーツですが、場所によっては規制がある場合や、事前の許可が必要な場合もあるようです。
特に自然保護区や漁業エリアでは、安全のためSUPが禁止されています。
今回は、SUPは許可なしに勝手にやっていいのか、ルールの有無やその内容、またSUPを勝手にやっていいスポットなどについて紹介していきます。
SUPは許可なしに勝手にやっていいの?
結論から言うと、SUPは基本的にどこでもやっていいアクティビティです。
エンジンがなく、船舶免許も必要ないので誰でも気軽にSUPを始められます。
ただ、場所によっては特別なルールや許可が必要な場合があります。
これから以下の点について詳しく解説していきます。
1.海のSUPに許可は必要なし
2.川のSUPに許可は必要なし
3.湖やダム湖のSUPは許可が必要
それでは一つずつ見ていきましょう。
海のSUPに許可は必要なし
海でのSUPは、基本的に許可が必要ない場合が多いです。
ただし、一部のビーチでは、混雑時や特定のエリアでルールが設定されている場合もあります。
例を以下にまとめてみました。
・ライフセーバーが常駐している場所
・サーフィンや水上バイクが多く走行する場所
これらの場所ではSUPが禁止、または禁止されている時間帯やエリアがある場合があります。
こうしたエリアでSUPを行うと、事故やトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、注意が必要です。
緊急時用には海上保安庁(118番)や家族に連絡が取れるよう、スマホを防水ケースに入れてを持っておくのも忘れないでください。
SUPは基本的にどこでやってもいいですが、事前にルールの確認はしておきましょう。
川のSUPに許可は必要なし
川でのSUPも、海と同様に許可が必要ない場合がほとんどです。
ただ一部の川では、河川管理者が独自のルールを設けていることがあります。
保護区域や漁業が行われている場所では、SUPが禁止されていることがありますので、地元の管理者に確認しておくと安心です。
川でのSUPは自然の中で自由に体験できるスポットとして人気がありますが、流れの速さや地形が変化しやすい環境です。
特に、水量が多い時期や、急流のある川では、流れに注意しながら安全対策を講じることが大切です。
川もSUPは基本的にどこでやってもいいですが、事前にルールの確認はしておきましょう。
ライフジャケットを必ず着用することや、事前の天候チェックで安全を意識した準備を怠らないようにしましょう。
湖やダム湖のSUPは許可が必要
海や川とは反対に、湖やダム湖でSUPをする場合許可が必要なケースが多いようです。
例えば、自然湖などでは届け出は不要ですが観光地として整備されている湖や、ダムの管理区域では、水質管理や安全上の理由から届け出が求められることが多いです。
届け出は、通常、地元の観光協会や役所にて行いますが、ほとんどは簡単な書類を提出するだけでOKです。
届け出の方法や必要書類は、それぞれの場所によって異なるため事前に確認し、届け出を出してからSUPを楽しみましょう。
SUPはどこでもやっていいの?
SUPを勝手にやっていい場所が多いとはいえ、全ての場所でOKというわけではありません。
- 漁港等船舶が行き来するエリアは禁止
- 禁止区域のルールが設定されているエリアも禁止
これらについて詳しくみていきましょう。
漁港等船舶が行き来するエリアは禁止
まず、漁港等船舶が行き来するエリアはSUPが禁止されています。
漁船や大型の商業船が頻繁に航行するエリアは、視認性が悪く、船舶と接触する危険性が非常に高いためです。
万が一衝突事故が起きた場合、命に関わる重大なトラブルになる可能性もあるので船の往来が多い場所ではSUPは避けましょう。
禁止区域のルールが設定されているエリアも禁止
禁止区域のルールが設定されているエリアも、もちろんSUPが禁止されています。
自然保護区や軍事施設周辺など、特別なルールが設定されているエリアでは、SUPを含む一般の立ち入りが禁止されていることがあります。
地元の規定や看板などで確認し、ルールを守ることが大切です。
また、一部のビーチでは、遊泳者の安全を確保するためにSUPやカヤックなどのアクティビティが制限されている場合があります。
茅ヶ崎を例としてみると、以下の様に禁止区域が記されていました。
1. 全てのポイントにおいてサーフィン、ボディーボードが多数いるポイントには近づかないこと。
2.SUPでのウェイブライディング禁止エリア
■チサン小屋前から西網の間
■ラチエン前からTバーの間
■裏パーク
■ショップ下
■海水浴場
■西浜
禁止区域のルールがある場所でもSUPは禁止になります。
茅ヶ崎のように禁止区域やルールブックが、定められていることがあるので気を付けましょうね。
SUPを勝手にやっていいスポット紹介!
では、実際にSUPを勝手にやっていい、おすすめのスポットをいくつかご紹介しましょう。
四万湖(群馬県)
SUPを勝手にやっていい場所として、四万湖がおすすめです。
四万湖は山が近いので風、波の影響が少なくSUPに向いています。
実際に写真があるのでみてみましょう。
四万湖で初SUP
まったりとして癒された〜
四万ブルー綺麗だしちょっとSUP欲しくなった😅 pic.twitter.com/NUTi3fk0bo— あっつん (@compassay) July 17, 2023
四万ブルーと言われるだけあって、美しい湖ですね。
四万湖は、透明度が高く波の影響が少ないといった理由で、SUP初心者にはおすすめです。
湘南海岸(神奈川県)
湘南海岸も都心からのアクセスがしやすく、SUPを勝手にやっていい場所としておすすめです。
遠浅の海が続き、波も穏やかなので初心者がSUPをするのに最適です。
実際に写真があるのでみてみましょう。
◆お散歩(3)湘南海岸
最近よく見る手漕ぎのサーフィン…
どうもSUP(サップ)」というらしい
正式には「スタンドアップパドルボード」
#お散歩 #サップ #湘南海岸 pic.twitter.com/BBFIYvosN9— 我楽多 (@un_grkt) January 12, 2020
この写真の様に景色が美しく、遠浅で穏やかな海ですね。
湘南海岸は波も穏やかなのでSUP初心者も安心して楽しめます。
奥多摩 白丸湖(東京都)
都内で勝手にSUPをやっていい場所として白丸湖もおすすめです。
風も強くなく、安定した水面でSUPを行えます。
実際にSUPをしている動画を見てみましょう。
白丸湖でSUP中 pic.twitter.com/CH2If8mvOS
— gangake (@gangake) June 20, 2024
豊かな自然で東京とは思えない場所ですね。
木々に囲まれて、風が少ない穏やかな白丸湖はSUP初心者に最適です。
南伊勢町・親子大橋(三重県)
関西方面でSUPを勝手にやっていいスポットとして三重県南伊勢町にある親子大橋がおすすめです。
壮大なリアス式海岸を横に、穏やかな内海でSUPを楽しめます。
実際の写真を見てみましょう。
まだ見ぬ伊勢へ〜
SUPで伊勢湾に漕ぎ出そう!伊勢の海はリアス式海岸のため、
海に突き出た半島や小島が
美しいグラデーションを形作っています🌊絵画のような美しい景色は、必見👀✨
時間帯によって違う表情を見せてくれますよ。👇ご予約はこちらからhttps://t.co/EPzmsN2TSh pic.twitter.com/bTuOrkicsO
— アソビュー!|おトクなおでかけ情報発信 (@ASOVIEWofficial) July 26, 2023
リアス式海岸の景観がすごいですよね。
親子大橋は景色が美しく、波も穏やかな点がSUP初心者にはおすすめです。
古宇利島(沖縄県)
観光スポットとして有名な沖縄県の古宇利島も、実はSUPを勝手にやっていい場所なんですよ。
南国リゾート沖縄の1位、2位を争う美しい海で、思い出に残るSUP体験ができます。
写真を見てみましょう。
【沖縄・古宇利島】
10月〜11月も絶好調な沖縄から《ペダルサップ・パドルサップ》のプランをご紹介♫→ https://t.co/JRMgvA6ap9 #沖縄 #古宇利島 #SUP #スタンドアップパドルボード #サップ pic.twitter.com/XCIMYt3psz— アクティビティジャパン【公式】 (@activityjapan) October 21, 2019
本当に透明感があって綺麗ですね。
沖縄の美しい海でのSUPは旅の一番の思い出になりますね。
これらのスポットは、SUPを勝手にやっていい場所として知られていますが、季節や天候によっては危険な場合もあります。
必ず現地の情報を確認し、安全に配慮してお楽しみください。
SUPを勝手にやっていい所が近くにない人は体験がおすすめ
SUPを勝手にやっていい場所を探すのがめんどくさい場合は、体験ツアーがおすすめです。
多くの体験ツアーでは、初心者向けのSUP体験プランを提供しており、道具を一から揃える手間もなく、安全管理などもしっかりしているので、手軽にSUPを楽しむことができます。
ちなみに体験ツアーを探すなら楽天トラベルがおすすめです。
全国各地のSUPスポットを簡単に検索でき、初心者向けから上級者向けまで幅広く対応、楽天ポイントも貯まるのでお得にSUPを楽しむことができますよ。
SUPは勝手にやっていいかのまとめ
SUPは、勝手にやっていい場所が多いアクティビティです。
ただ、場所によっては特別なルールや許可が必要な場合があります。
特に、自然保護区や軍事施設周辺、漁港や港湾エリアではSUPが禁止されているため、事前にしっかり確認することが大切です。
また、近くにSUPスポットがない場合は、体験ツアーなどを利用して気軽に楽しんでみましょう。
ルールを守って、安全にSUPを楽しんでください。
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