町内会旅行の挨拶で使える例文を公開！印象に残る言葉や案内文も紹介

町内会の旅行でどんな挨拶をすればいいのか悩みますよね。

旅行に出発する前、夜の宴会の時、そして帰りのバスの中など、役員や会長が挨拶する機会はいろいろあります。

様々なシチュエーションごとに対応した挨拶を紹介するとともに、挨拶に盛り込むべき4つのポイントをまとめました。

また、旅行前に送る案内状の定型文を記載していますので、参考にして頂ければと思います。

町内会旅行の参加者にとって楽しい思い出となるように、印象的な挨拶にしましょう。

町内会旅行の挨拶で使える文
町内会旅行の挨拶で印象づけするコツ
町内会旅行の案内文の例
町内会旅行の挨拶についてのまとめ

町内会旅行の挨拶で使える文

町内会旅行の挨拶で使える文は、次のシーンごとで異なります。

出発の時
宴会の時
帰りの時

それでは、まずは出発の時の挨拶です。

みなさま、おはようございます！本日は町内会旅行にご参加いただき、誠にありがとうございます。お天気にも恵まれ、絶好の旅行日和となりましたね。皆様のご協力のおかげで、こうして楽しいひとときを過ごすことができます。良い思い出がたくさんできるよう精一杯お手伝いさせていただきますので、日ごろの疲れを癒し、心ゆくまで楽しんでください。

旅行の企画や準備に協力してくれた人や参加者への感謝の気持ちを伝えてください。

旅行の時期に合わせて、季節の挨拶を添えるのも良いですね。

出発の挨拶の時は、当日のスケジュールも簡潔に伝えましょう。

これから○○（町名）方面を回り、□□（場所）や△△（場所）での観光をする予定です。12時には○○（店名）で名物の○○（食べ物）を召し上がっていただけます。○○（食べ物）が苦手な方には、□□（食べ物）など他のメニューも色々ありますのでご安心ください。午後からは□□（場所）温泉で日帰り入浴ができますので、是非リフレッシュしてください。

急な体調不良や荷物の紛失などのトラブルが起こるかもしれません。

アクシデントを相談する担当者を事前に伝えておくことも必要です。

続いて、宴会の時の挨拶をご紹介します。

皆様、こんばんは！今日は朝から長時間の移動と、○○の観光でお疲れのことと思います。温泉にはもう浸かられたことと思いますが、リフレッシュできましたでしょうか？さあ、待ちに待った宴会の時間となりました！豪華な夕食と、飲み放題をご用意しております！今日は存分に食べて飲んで、楽しいひとときを過ごしましょう！それでは、乾杯の挨拶を町内会長の○○さんにお願いいたします。

旅の疲れを労りながら、宴を堪能してもらえるよう促しましょう。

町内会長の乾杯の挨拶は、できるだけ短い言葉で盛り上げてください。

皆さん、こんばんは！日頃は、○○町内会の活動にご協力くださり、誠にありがとうございます。今回の旅行で、さらに我々の気持ちをひとつにできたら嬉しく思います。今後も、皆さんの力で、より良い町内会にしていきましょう！乾杯！

今後の地域づくりに繋がる一言を述べると良いですね。

宴会の締めの挨拶は次の内容がおすすめです。

さて、宴もたけなわですが、そろそろお開きの時間となりました。楽しい時間を過ごしていただけましたでしょうか。来年もまた、この町内会の皆様との素晴らしい思い出をつくりたいと思います。それでは、〇〇町内会の皆様の今後の健康と活躍を願いまして、一本締めを行いたいと思います。皆様、準備はよろしいでしょうか。お手を拝借！よぉ～！（手拍子）…ありがとうございました！

宴会中は話し声が大きくなるため、挨拶も大きな声で、簡潔に終わらせましょう。

二次会を行う場合は、締めの挨拶の後、場所などを伝達します。

最後に、旅行の締めとなる帰りの時の挨拶です。

皆様○○（場所）への旅はいかがだったでしょうか。リフレッシュできましたでしょうか？この度は、○○町内会の親睦旅行にご参加いただき、誠にありがとうございました。皆様のおかげで、笑顔あふれる旅となりました。今回の旅行で、さらに町内会が一体となることができたら嬉しいです。今後も、皆さんの力で、より良い町内会にしていきましょう。また、来年もこのような機会を設けたいと思いますので、どうぞ次回の参加もよろしくお願いいたします。

旅の疲れも出ているので、帰りの挨拶は短くシンプルにしましょう。

町内会の旅行では、旅の雰囲気を盛り上げるためにも、明るく大きな声で挨拶することを心がけてください。

町内会旅行の挨拶で印象づけするコツ

町内会の旅行で印象深い挨拶をするために、下記の4つのコツがあります。

思い出を振り返る
出会いに感謝する
帰路の安全を願う
笑いと驚きを共有する

前項の例文だけでも挨拶としては十分ですが、４点のコツをプラスすることでより心に響く挨拶にランク上げできます。

「思い出を振り返る」と「帰路の安全を願う」の2つは、帰りの挨拶の際に使うと良いでしょう。

「出会いに感謝」は参加者向けと旅先で出会った人向けでパターンが変わります。

「笑いと驚きを共有」は出発の時や、宴会の時の盛り上げにおすすめです。

では、それぞれのポイントを紹介します。

思い出を振り返る

町内会旅行の挨拶で印象づけする1つ目のコツは、思い出を振り返るです。

思い出を振り返り伝達することで感動を共有し、親睦を深めることができます。

例えば、次のように具体的な出来事を帰りの挨拶に加えましょう。

今回の旅行では、たくさんの笑顔と楽しい思い出ができました。特に、〇〇（場所）で食べた〇〇（食べ物）は絶品でしたね。

温泉につかりながら、日ごろなかなか話せない皆様と○○の話が出来て良かったです。

参加者の名前を入れて、それぞれのエピソードを交えた話をするのも良いですね。

○○さんが企画してくれたゲーム大会も、大いに盛り上がりましたね。

△△さんが、地元の特産品を熱心に説明してくださったおかげで、その土地の魅力を深く知ることができました。

□□さん、素敵な写真を撮っていただき、ありがとうございました。あの写真は、私の宝物になりました。

旅の思い出を振り返って感謝や感動の気持ちを分かち合い、参加者の一体感を高めましょう。

出会いに感謝する

町内会旅行の挨拶で印象づけする2つ目のコツは、出会いに感謝するです。

出会いに対する感謝を述べて、温かい気持ちで旅を終えましょう。

お礼を伝える先は、「参加者」と「現地で出会った人」の2通りあります。

例えば、参加者への感謝であれば、出発の時に次のような言葉を伝えても良いですね。

本日は、町内会旅行にご参加いただき、誠にありがとうございます。初めての方もおられると思いますが、皆さまと楽しい一日を過ごせることを楽しみにしております。

ご参加くださる皆さま、はじめまして。そして、いつもお世話になっている皆様、こんにちは。本日は、この町内会旅行にご一緒できて、本当に嬉しいです。

ストレートなお礼を述べることで、参加者の方々との絆を深めることができます。

はじめて会う方がおられるのであれば、簡単な自己紹介も加えると良いですよ。

いつもと同じ顔触れが多いのであれば、次のように伝えます。

今年も、こうしてお会いできて嬉しいです。皆さまとの温かい交流が、私にとって何よりの楽しみです。

旅行を一緒に楽しみたいという気持ちが伝わります。

また、旅先で出会った人たちへの感謝を伝える際には、次のような言葉がおすすめです。

親切なご対応、本当にありがとうございました。おかげさまで快適に過ごすことができました。

道に迷っていたところを親切に教えていただき、ありがとうございました。

宿泊先の従業員、観光先のガイドさん、道中で助けてくれた地元の人たちが挨拶の場におられるときは、「親切にしてもらった」「情報を教えてもらった」「楽しい時間を過ごせた」など具体的なエピソードを添えて謝意を伝えましょう。

出会いの感謝をすることで人とのつながりを感じられる、旅の良い思い出につながりますよ。

帰路の安全を願う

町内会旅行の挨拶で印象づけする3つ目のコツは、帰路の安全を願うです。

帰りの挨拶での締めくくりに、それぞれの帰路への安全を願います。

次のようなひと言を添えてみてください。

ご参加いただきありがとうございました。お気をつけてお帰りください。

お車の方はくれぐれも安全運転で、どうぞお気をつけてお帰りください。

特に丁寧に伝えるときは、次の言葉が良いでしょう。

無事にご帰宅されますよう、お祈り申し上げます。

もし天候が悪い場合は、「雨が降っていますので、足元にお気をつけください。」と告げるとより親切です。

参加者へひとこと帰路の安全を願うことで、挨拶の結びとします。

笑いと驚きを共有する

町内会旅行の挨拶で印象づけする4つ目のコツは、笑いと驚きを共有するです。

楽しい旅を印象付けるためには、挨拶の中に軽い笑いやちょっとした驚きをプラスしてみましょう。

たとえば、出発の時の挨拶では明るくユーモアを混ぜて話します。

〇〇の名物料理を食べるために、私は太る覚悟で来ました！

など、自虐ネタを取り入れるのも面白いでしょう。

美味しい料理をイメージさせることで、さりげなく旅への期待値を上げることもできそうですね。

仲の良いメンバー同士なら、あえて定番のボケを入れることもおすすめです。

今日が楽しみすぎて７時間しか眠れませんでした！

「おかげで体調は万全です！皆さまは、いかがでしょうか？」と気遣うコメントに続けても良いですね。

宴会の際にゲームなどを企画し、豪華景品を紹介して驚きを誘うのも方法です。

今回のビンゴ大会では、なんと〇〇が当たるかもしれません！

旅行先に関するクイズを出題し、正解者には小さなプレゼントを用意するなど参加型の演出を取り入れるのも、ちょっとしたサプライズになります。

ユーモアのある挨拶は、場を盛り上げたり、参加者との距離を縮めてくれるでしょう。

しかし、度を超えたネタは避け、参加者の年齢や雰囲気に合わせて言葉を選ぶことが大切です。

楽しい空気を大切に、笑いや驚きを誘って印象深い挨拶を目指しましょう。

町内会旅行の案内文の例

町内会の旅行が決まった時に送る参加者への案内文をいくつかご紹介します。

まずは、シンプルな文面の案内です。

日程や申込用紙は別紙で作成するパターンとなります。

町内会旅行への案内状①

令和○○年〇〇月○○日

○○町内会住民各位

　　　○○町内会　会長　〇〇　〇〇

〇〇町内会旅行のお知らせ

春の初めの時節、ようやく暖かくなってまいりました。
皆様には日頃より町内会活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。
さて、この度○○地区の町内会旅行の日程が下記の通り決まりましたのでお知らせいたします。
日ごろの疲れを癒し、地区の交流の場となるこの旅行へ、是非たくさんのご参加をお待ちしております。

記

日　　時：令和6年5月3日（月）～5月5日（水）
集合場所：〇〇駅東口　午前8時集合
旅行先：箱根
宿泊先：〇〇旅館
費　　用：大人〇〇円、小人〇〇円
内　　容：箱根観光、温泉、食事など（日程は別紙参照）
申込締切：令和6年4月15日（金）

※お問い合わせは担当○○まで（TEL：000-0000-0000
※別紙申込用紙と参加費をご持参の上、担当○○へお申込下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

次に、詳細を盛り込んだ案内文をご紹介します。

町内会旅行への案内状②

令和○○年〇〇月○○日

○○町内会住民各位

　　　○○町内会　会長　〇〇　〇〇

町内会旅行のご案内

早春の候、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
皆様には日頃より町内会活動にご協力いただき、誠にありがとうございます。
さて、今年も恒例の町内会旅行を、下記の通り開催することとなりましたのでお知らせいたします。
今年はリクエストの多かった箱根への2泊3日の旅程となっております。
日ごろの疲れを癒すため、また○○地区の親睦を深めるために、是非ご参加ください。

記

【旅行先】箱根
【日　程】令和6年5月3日（月）～5月5日（水）
・1日目：〇〇駅集合、箱根へ出発、〇〇見学、○○で昼食、○○にて宿泊
・2日目：朝食後に周辺散策、○○にて□□体験、夕食（宴会場：〇〇）
・3日目：朝食後〇〇見学、〇〇駅解散
※詳細は別紙にてご参照ください
【宿泊先】 ○○ホテル
【費　用】大人：〇〇円　小人：〇〇円
　　　　　（費用内訳：交通費〇〇円、宿泊費〇〇円、食事代〇〇円、他）
【申込方法】下記の申込書に必要事項を記入の上、担当〇〇へお持ちください。
【申込締切】令和6年4月15日（金）
【注意事項】・天候などにより、行程が変更になる場合があります。
　　　　　　・キャンセルされる場合は、〇月〇日までにご連絡ください。
　　　　　　※お問い合わせは○○まで（TEL:000-0000-0000）

以上

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【　申　込　書　】

[申込者氏名] 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（大人　　人、子ども　　人）

[住　　　所]

[電話番号]

日程などの詳細については別紙で渡すか、参加者のみに旅のしおりを作成すると良いでしょう。

参加者への案内はシンプルな文章で、読みやすさを重視します。

町内会旅行の挨拶についてのまとめ

町内会旅行での挨拶は、雰囲気を盛り上げるために「元気に明るく」をイメージして行うことが大切です。

旅行の目的は、日ごろの疲れを癒してもらう慰労と、町内会内の親睦を深めることです。

リラックスした雰囲気づくりと楽しんでもらいたい気持ちを、挨拶に込めましょう。

参加者や出会った人たちへの感謝の言葉を伝えたり、観光での感動体験を共有することで、より一体感を感じることができますよ。

町内会の皆様にとって思い出深い旅行となるように、心に響く挨拶を目指してみてください。